Whiplash & Traffic Accident & Acupuncture

宮崎でムチ打ち
(交通事故等)

鍼灸を受ける

宮崎市大塚台の高野鍼灸リラクセーションでは、交通事故などによるムチウチ(頸椎捻挫)と、慢性化した頸椎捻挫後遺症の鍼灸を長く扱っています。首肩の深部の筋肉や、神経が締め付けられているポイントに、エコー画面を見ながら鍼の先を直接届かせるエコー鍼灸を中心に行います。自賠責保険による施術も可能。はり師・きゅう師の国家資格、免許取得33年・開業28年。

院長 高野義道 / はり師・きゅう師(国家資格) / 学士(鍼灸学) / 医薬品登録販売者 / 免許取得33年・開業28年

症状により医療機関の受診をおすすめする場合があります。効果には個人差があります。

Quick Answerムチウチ・頸椎捻挫後遺症に鍼灸は使えるのか?

はい、ムチウチ(頸椎捻挫)と頸椎捻挫後遺症は、鍼灸が広く使われている領域です。当院では、受傷直後の炎症期は刺激量を抑えた鍼で炎症を落ち着かせ、慢性期は固まった首肩の筋肉と神経絞扼に対してエコー画面で見ながら鍼の先を直接届かせるエコー鍼灸を行います。

ムチウチでつらいのは、受傷時の痛みそのものよりも、つらい時期が長引いた結果として首肩の筋肉が病的に固まってしまう二次的な変化です。固まった筋肉は首にかかる衝撃を吸収しなくなり、椎間関節・椎間板・脊柱管に余計な負担がかかります。さらに固まった筋肉が神経を締め付けると、腕や手のしびれ(頸腕症候群)や、頸動脈・椎骨動脈への影響でめまい・ふらつきまで出てきます。

ただし効果には個人差があります。受傷直後で意識障害・強い頭痛・吐気・手足の麻痺などがある場合は、まず医療機関(救急・整形外科・脳神経外科)を受診してください。

What is it?ムチウチ(頸椎捻挫)とは

ムチウチ(頸椎捻挫)は、頸椎(首の骨)同士をつなぐ関節が無理な運動を強いられ、関節包・靭帯・椎間板などの軟部組織が損傷した状態です。

頸椎捻挫では、交通事故などによる急激な頸椎の運動によって、椎間関節(首の骨同士をつなぐ関節)だけでなく、前縦靭帯・後縦靭帯・黄色靭帯・棘間靭帯などの靭帯や、椎間板にも損傷が起こります。
※前縦靭帯・後縦靭帯・黄色靭帯・棘間靭帯は、首の骨と脊髄の通る管である「脊柱管」を支える靭帯のことです。

もともと変形性頸椎症や後縦靭帯骨化症などがあると、ムチウチがそれを増強させてしまうこともあります。

追突された時の動き

追突された際は、体が前方に押し出される一方で、頭部は静止の慣性で取り残されるため、頸部がまず過伸展(後ろに強く曲がる)し、その反動で屈曲(前に強く曲がる)します。この往復で頸椎周囲の軟部組織を損傷します。

衝突・急停車の時の動き

衝突や急停車の際は、追突と逆に、頭部が運動の慣性で先に前進するため、まず過屈曲(前に強く曲がる)し、その反動で伸展(後ろに強く曲がる)して損傷します。

受傷直後と、時間とともに出てくる症状

ムチウチ損傷では、受傷直後には頸部の痛み・頭重感・悪心などが多く、その後しだいに頭痛・首肩のこり感・上肢のしびれ・脱力感、さらにめまい・耳鳴・嘔吐・眼精疲労といった多彩な症状が出現することがあります。肩から上肢の症状は、神経根部のむくみや腫脹による圧迫で起こることが多いです。

ムチウチでは衝撃が上位頸椎に集中しやすいため、その結果、後頭神経痛(筋緊張型の頭痛の一種で、当院では「神経頭痛」とも表現します)や、眼窩(めのくぼみ)から前頭にかけての三叉神経第1枝領域の痛みをきたすことがあります(上位頸髄に三叉神経核の一部が存在するためと考えられています)。

靭帯が損傷されていると、頸椎間の安定性が損なわれた「不安定椎」へ移行しやすくなります。不安定椎の状態が続くと、椎間板の膨隆・ヘルニアの合併・椎弓の黄色靭帯の肥厚・骨棘の形成などにより神経を圧迫することもあります。こうなると、ちょうど脊柱管狭窄症と同じような状態へ進むこともあり得ます。

Why So Painful?ムチウチは、なぜ「辛すぎる」のか

頸椎まわりの広範囲に重い損傷を負っているにもかかわらず、首は重い頭を支えながら、日常生活で常に動かし続ける必要があります。だからムチウチはつらいのです。

損傷そのものは、時間がかかっても自然に治癒する方向に向かいます。しかし、その「自然に治る間の苦痛がつらすぎる」ことに大きな問題があります。
苦しい時期が長ければ長いほど、首肩の筋肉が緊張して血行が悪くなり、どんどん病的に固くなっていきます。つまり、広範囲の損傷そのものが治った後も、病的な筋肉の固さは残るのです。

ここから先がムチウチの本当のつらさです。筋肉が病的に固くなる=首にかかる衝撃を筋肉が吸収しないということ。すると椎間関節・椎間孔・椎間板・脊柱管に過度の負荷がかかるようになり、首は「つらくて、つらくて」たまらない状態が続きます。

これが、「事故そのものはずいぶん前なのに、首がいまだに楽にならない」「損傷は治っているはずなのに、しんどさだけが続く」というケースの背景にあると、当院では考えています。

Our Approach当院での施術アプローチ — エコー鍼灸

ムチウチに対しては、「炎症に対する鍼灸」「筋肉の硬化に対する鍼灸」「神経圧迫による神経症状に対する鍼灸」の同時施術を、症状の時期に合わせて行います。深部を狙うときは、エコー画面で見ながら鍼の先を直接届かせるエコー鍼灸を併用します。医学的には「エコーガイド下鍼治療」と呼ばれます。

初期(受傷直後〜炎症期)— 炎症を落ち着かせる鍼

受傷直後は炎症(痛み・熱・はれ・赤み)が強く出ているため、まずは刺激量を抑えた鍼で炎症を落ち着かせる方針で進めます。整形外科でレントゲン・MRI・薬の処方などを受けながら、並行して鍼灸を行うことができます。鍼灸を受けることは担当医にもお伝えください。

慢性期(頸椎捻挫後遺症)— 固まった筋肉と神経絞扼への鍼

慢性化したムチウチでは、首肩の筋肉が血行不良で「ガチガチ」に固まり、頸椎を支える力が落ちています。固くなった筋肉は、頸の脊髄から手に向かう神経をも締め付け、頸腕症候群と呼ばれる神経痛の症状を引き起こします。さらに、頸椎の横突起の中を通る椎骨動脈(脳を栄養する大動脈)にも悪影響を及ぼし、めまい・ふらつきの原因となることがあります。

エコーは観察するだけの装置ではなく、鍼を狙った場所に届かせるための道具として使います。画面で鍼先と血管・神経の位置関係を確認しながら進めることで、固まった筋肉と神経絞扼ポイントに、必要な深さ・角度で鍼を届かせることができます。

筋肉の緊張が緩むと血行が回復し、神経の圧迫が改善してきます。頸椎が不安定で頭の位置が定まらなかった病的な状態も少しずつ整い、椎骨動脈への血液循環も戻りやすくなる、というのが当院の臨床上の感触です。効果には個人差があります。

エコー画面を見ながら鍼の先を直接届かせるエコー鍼灸の様子
エコー画面で見ながら、見えた場所に鍼の先を直接届かせる様子。鍼先が画面に映っています。

Movies関連する動画

慢性化したムチウチで固まった首の筋肉への、当院のエコー鍼灸の考え方をイメージしていただくための参考動画です。診断ではなく、施術の考え方の一般的な解説です。

掲載動画はいずれも当サイトの動画ページと同じものです。再生は YouTube に接続します。

動画一覧を見る

Director's View私の臨床上の考え方(高野論)

免許取得33年・開業28年のなかで、私がムチウチに対してたどり着いた考え方です。以下は医学的に確立された理論ではなく、私見です。

ムチウチの本当の敵は、損傷そのものではなく「慢性化」である

ムチウチは、骨折・脱臼・脊髄損傷のような重い損傷でなければ、損傷そのものは時間とともに自然治癒の方向に向かう、というのが私の理解です。それでもムチウチがつらいのは、つらい時期が長引いている間に、首肩の筋肉が病的に固まってしまうからです。

固まった筋肉は衝撃を吸収しなくなります。すると首にかかる負担は、椎間関節・椎間板・靭帯・脊柱管に直接かかるようになります。そこから先は連鎖反応です。神経が締め付けられて頸腕症候群、椎骨動脈が圧迫されてめまい・ふらつき・自律神経の乱れ、椎間板に無理がかかって頸椎椎間板ヘルニア、靭帯が分厚くなって脊柱管狭窄症へ。私の経験上、慢性ムチウチを放っておくとここまで進むことがあり、それを避けるための鍼だと考えています。

鍼灸の侵襲刺激は、体の修復スイッチを入れている

炎症期に鍼でアプローチすると炎症が落ち着いてくる、というのが私が長く感じてきたことです。これは、鍼の小さな傷をきっかけに、体が「傷を治そう」とする自然な修復反応を起こし、その過程で副腎皮質から分泌される体内の抗炎症ホルモン(いわゆる天然のステロイドホルモン)の量が微量に増えるためではないか、と私は推測しています。あくまで仮説ですが、臨床の現場でこの説明と矛盾しない経過をたくさん見てきました。

これは医療用ステロイド剤を投与するのとはまったく違う話で、自分の体が必要な分だけ作る範囲のホルモンですから、薬のような副作用は起こりにくいと考えています。鍼でつける傷もごく小さいので、分泌される量も微量にとどまるはずです。それでも、ムチウチのつらい時期の炎症を落ち着かせるには、私の経験上、十分働いてくれる印象です。

慢性化したら、首肩の筋肉を「働ける状態」に戻すのが先決

慢性ムチウチで困っているのは、結局のところ「頭を支える筋肉が、頭を支えられなくなっている」状態です。だから起きているだけでしんどい。鍼で深部の筋肉の血行が回復し、緊張が緩むと、筋肉が自然に頭を支えられるようになります。その結果として、椎間板・靭帯・椎骨動脈にかかっていた無理が分散され、めまい・ふらつき・頸腕症候群が落ち着いてくる、という順序で良くなる方が多い印象です。

カイロプラクティック・整体・電気治療・牽引・コルセット・テーピング・温泉・痛み止め薬で楽にならなかった方が当院に辿り着くことが多いのですが、これは「外から押す」「外から支える」アプローチでは、深部の筋肉の血行までは戻し切れないからではないか、というのが私の見方です。

「事故から時間が経ったから、もう無理」とは限らない

事故から1年・3年・5年経っていて、「もう治らないと諦めている」とおっしゃる方は少なくありません。私の臨床では、慢性化していても、首肩の筋肉の固さがゆるんでくると、長年のしんどさが少しずつ抜けていく方を多く見てきました。あくまで個人差はありますが、「もう無理」と決めてしまう前に、一度試してみる価値はあると私は思っています。

Expected Outcomes当院の臨床で感じている経過の傾向

ムチウチの症状ごとに、当院で感じている変化の傾向です(効果には個人差があります)。

  • 受傷直後の炎症性の痛み — 刺激量を抑えた鍼で、比較的早い段階で炎症の落ち着きを感じる方が多いです。整形外科の薬と並行して行う場合は、担当医にも鍼灸を受けることをお伝えください。
  • 慢性的な首肩の重だるさ・しんどさ — 数回続けて筋肉の血行が戻ってくると、「起きているのが楽になった」とおっしゃる方が多いです。
  • 頸腕症候群(腕や手のしびれ) — 神経の絞扼に鍼でアプローチすると、しびれが軽くなる方が多いです。絞扼が長期にわたっていても、楽になっていく方は少なくありません。一方、変化の出方には個人差があり、しびれが残る場合もあります。
  • めまい・ふらつき — 首の筋肉のこわばりが取れて頸椎が安定してくると、椎骨動脈の血流が戻り、楽になる方がいます。回転性の強いめまいや、他疾患由来のめまいは効果が限定的なことがあります。
  • 後頭神経痛・頭痛・眼の奥の重さ — 後頭部から首にかけての筋肉がゆるむと、頭痛・頭重感の頻度が下がってくる傾向があります。
  • ムチウチに伴う自律神経の不調 — 首肩の緊張がほぐれてくると、動悸・息苦しさ・冷えのぼせなどが落ち着く方もいます(詳しくは 自律神経の鍼灸)。

※ ムチウチの鍼灸では、施術後に痛みが返って強く感じる時期があります。頸部は他の部位より反応が強く出やすいためです。不安なときは次回の刺激量を調整します。

For Whomこんな方に向いていることが多い

これまでの臨床で、当院のムチウチの鍼灸がしっくり来やすかった方の傾向です。

  • 手術・注射・痛み止め・電気治療・牽引・運動・ストレッチ・テーピング・コルセット・温泉・マッサージ・整体・カイロなど、一般的なムチウチ治療や民間療法を一通り受けたが、首肩のしんどさが残っている方
  • 「損傷は治っているはず」と言われたのに、症状がつらく日常生活に支障がある方
  • 頸椎の手術を勧められているが、何らかのご都合で受けられない方
  • 頸椎の手術を受けたが、慢性的な痛み・しびれが残って苦しんでいる方
  • 最近ムチウチになり、慢性化させたくない方
  • ムチウチに伴って、頭痛・めまい・ふらつき・自律神経の不調(動悸・息苦しさなど)も出ている方

上記は、ご相談いただく方のよくある背景です。初回では状態を確認し、無理のないペースで進め方を一緒に決めます。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

※経過には個人差があります。

Treatment Flow施術の流れ

問診・検査・鍼灸・施術後の説明の4段階で進めます。受傷時期や事故状況も詳しくお伺いします。

  1. 問診票の記入・問診 — 事故の状況、受傷時期、整形外科での診断・治療歴、いま一番つらい症状(痛み・しびれ・めまい・頭痛・吐気など)、お仕事や運転の状況をお聞きします。自賠責保険を使われる場合はその確認も行います。
  2. 徒手検査・エコーでの確認 — 首・肩まわりの動きと痛む位置を確認し、エコー画像で筋肉と神経・血管の位置関係を見ます。
  3. エコー画面を見ながらの鍼灸 — 炎症が強い時期は当院では刺激量を抑え、慢性期には固まった筋肉と神経絞扼ポイントへ、画面で鍼先と血管・神経の位置を確認しながら鍼を進めます。刺入の深浅・刺激量は、針の太さ・長さ・手技で患者さんごとに無段階に調整します。
  4. 施術後の説明・生活上の注意 — 施術後の状態を確認し、姿勢・休憩・運転時間・寝具などの注意点をお伝えします。ムチウチは生活習慣の影響が大きいため、施術と日常の両輪で整えていきます。

※ 当院では、刺入の深浅や刺激の強さを、針の太さ・長さ・刺鍼の手技で、患者さんごとに無段階に調整します。エコーで画面を見ながら行う施術でも浅く刺すことはあります。必要に応じて深く届けることもあります。深い=エコー、浅い=ブラインドではありません。 どの症状にも、硬くなっている筋肉は浅い位置にも深い位置にもあります。

初回でしっかり鍼を入れた後、好転反応(少し重だるい・眠い・痛みが一時的に強く感じる)が出ることがあります。多くは1〜2日で落ち着きますが、ご不安なときはご連絡ください。

3-Point Setムチウチを治すための3点セット

慢性化したムチウチを本当に良い方向に持っていくには、鍼灸の技術だけでは足りないと考えています。当院では次の3点を同時に満たすことを大切にしています。

  1. 鍼灸治療(エコー鍼灸を含む高度な鍼灸テクニック) — 当院では、マッサージや一般的な鍼では届きにくい筋肉・神経絞扼ポイントにも、刺入の深浅・針の太さや長さ・刺鍼の手技で患者さんごとに無段階に調整しながら鍼を届けます。必要に応じてエコー画面を見ながら進めます。深い=エコー、浅い=ブラインドではありません。
  2. なぜムチウチになるのかの「真実の理解」 — 頸椎まわりの筋肉・筋膜・神経で何が起きていて、なぜつらいのか。患者さんご自身が体の中で起きていることを理解できると、回復のスピードが変わります。
  3. 院長声明に書いた「生活上の注意点」を守ること — 治療と並行して、日常生活で気をつけるべきことを守っていただきます。

②と③は、免許取得33年・開業28年のなかでまとめた院長執筆の独自資料です。ご来院いただいた方に、施術後、受付で直接お渡しします(ネット非公開)。

※ 院長声明(生活指導書)は、長い臨床のなかで研究を重ねて完成した重要な資料です。ネット上に公開することはありません。

Important来院時に必ずお伝えする「治療成功のための重要な考え方」

鍼灸治療と同じくらい大切な、患者さんご自身に必ず理解していただきたい考え方があります。資料としてお渡しすることもできない、当院でしか伝えていない内容です。

これが分かっていないと、どれだけ良い鍼灸を受けても回復が安定しません。来院時に必ず時間を取り、患者さんおひとりおひとりの状態に合わせてお伝えしています。

「治療を受ければ良くなる」だけでなく、ご自身の体で何が起きているのか・どのように回復していくのかを理解した上で日々を過ごしていただくこと自体が、当院の治療の一部です。長く宮崎で鍼灸を続けてきたなかでたどり着いた、当院独自の考え方を、来院時に直接お伝えします。

Frequency通院頻度の目安

症状が強い時期はできるだけ密に、痛みが落ち着いた後は徐々に間隔を広げていきます。

  • 症状が強い時期 — ご無理のない範囲で、症状が続く間はできるだけ毎日の方が回復は早まります。県外から通われる方は、宮崎市内に宿泊して「一泊二日」や「二泊三日」の集中施術を選ばれる方もいます。1日2回の施術にも対応します。
  • 回復に向かう時期 — 状態が良くなるにつれ、施術日の間隔を少しずつ広げていきます。
  • 痛みが取れた後 — 4〜14日に1回程度の定期施術がおすすめです。ただし、定期施術を続けるかどうかはご本人のご都合に合わせて、ストレスのかからない範囲で取り組んでいただければ十分です。

※ ムチウチの鍼灸では、施術後に痛みが一時的に強く感じることがあります。特に頸部は他の部位より反応が強く出やすい部位です。これは治療経過の一部ですが、ご不安があれば次回の刺激量を調整します。

When to See a Doctorこんなときは、先に医療機関へ

交通事故などで受傷した場合、まず整形外科・脳神経外科などでの診察・検査を受けてください。鍼灸はその後または並行して受けていただけます。次のような症状があるときも、鍼灸の前にまず医療機関にご相談ください。

すぐに医療機関へ相談してください

  • 意識がもうろうとする・記憶があいまい・受傷時の状況を覚えていない
  • 突然の片側の麻痺・しびれ・ろれつが回らない
  • 突然始まった激しい頭痛(人生最悪レベル)・吐気が止まらない
  • 強い回転性のめまい・歩けないほどのふらつき
  • 手足の力が入らない・握力が落ちた・物を落とす・歩きにくい
  • 排尿・排便のコントロールがしづらい
  • 発熱を伴う首の痛み・首が前に曲げられない
  • 安静にしても痛みが増す一方、夜間も痛みで眠れない

これらは頭部外傷・脳血管疾患・脊髄損傷・感染症などのサインのことがあります。

迷ったときはまず医療機関へご相談ください。当院では次のように対応します。

  • 医師の診断で問題がなければ、鍼灸で進められます
  • 当院に直接来ていただいた場合も、問題がなければそのまま進めます
  • 医療機関への紹介や受診をすすめる場合でも、鍼灸を同時に進められることが多いです
  • 鍼灸での対応が難しい場合は、明確にお伝えします
  • 治療中に別の症状に気づいた場合も、受診を強くおすすめします

FAQムチ打ち・交通事故の鍼灸に関するよくある質問

交通事故のあとのムチウチに、鍼灸は使えますか?
はい、ムチウチ(頸椎捻挫)は当院で長く扱ってきた症状のひとつです。受傷直後は炎症が強く出ているため、まずは刺激量を抑えた鍼で炎症を落ち着かせる方針で進めます。整形外科での診察・必要な検査と並行して受けていただけます。鍼灸を受けることは担当医にもお伝えいただくと安心です。
事故から時間が経った「頸椎捻挫後遺症」にも対応していますか?
はい、慢性化したムチウチ(頸椎捻挫後遺症)の方が当院では多いです。重い損傷そのものは治っていても、つらい時期が長引いた結果として首肩の筋肉が血行不良で固まり、頭を支える力が落ちて「起きているだけでしんどい」状態が続きます。固くなった筋肉が神経を締め付けて頸腕症候群を引き起こしたり、椎骨動脈への影響でめまい・ふらつきが出たりすることもあります。エコー画面で見ながら、固まった筋肉と神経の絞扼ポイントに鍼を届かせます。
ムチウチで腕や手にしびれがあります。鍼で楽になりますか?
ムチウチによるしびれは、固くなった首肩の筋肉が、首から腕に伸びる神経を締め付けて起こる「頸腕症候群」のことが多いです。絞扼ポイントは、手の形上マッサージでは届きにくい部位にあることもあります。当院では、刺入の深浅・針の太さや長さ・刺鍼の手技無段階に調整しながら鍼を進めます。必要に応じてエコー画面で筋肉と神経の位置関係を確認します。深い=エコー、浅い=ブラインドではありません。 絞扼が長期にわたっていても改善する方は少なくありません。一方、変化の出方には個人差があり、しびれが残る場合もあります。
ムチウチで「めまい」「ふらつき」が出ています。鍼で良くなりますか?
ムチウチで頸椎が不安定になると、頸椎の横突起の中を通っている椎骨動脈(脳を栄養する大動脈)に悪影響を及ぼし、めまい・ふらつきの原因となると考えられています。当院では、首肩の筋肉のこわばりを鍼でゆるめることで頸椎の安定性が戻り、椎骨動脈の血流が回復しやすくなる、という経過の方を多く見てきました。ただしめまいには内耳・脳・循環器など他の原因もあるため、強いめまい・回転性めまいが続く場合は先に医療機関の受診をおすすめします。
ムチウチの鍼灸は、どのくらいの頻度・期間で通えばいいですか?
症状が強い時期は、ご無理のない範囲でできるだけ密に通っていただくのが回復を早めます。県外から通われる方は宮崎市内に宿泊して一泊二日や二泊三日の集中施術を選ばれる方もいます。回復に応じて施術間隔を徐々に広げていきます。痛みが取れた後は4〜14日に1回程度の定期施術がおすすめです。ただしムチウチの鍼灸では、施術後に痛みが返って強く感じる時期があります。これは経過の一部ですが、不安があれば次回の刺激量を調整します。
自賠責保険(交通事故)は使えますか?
当院では自動車賠償責任保険(自賠責)による施術が可能です。金融庁・国土交通省のパブリックコメントで、自賠責による鍼灸施術には「医師の同意書を必要としない」ことが明記されています(金融庁・国土交通省告示第1号 平成13年)。交通事故のあとのつらいムチウチには、ぜひ鍼灸の選択肢もご検討ください。詳細は問診時にご相談ください。
健康保険は使えますか?助成金は使えますか?
当院は現在、健康保険による鍼灸施術の取り扱いを停止しています。理由は、法令上「病院の保険(薬の処方など)」と「鍼灸の保険」を同時に利用することができないためです。当院の患者さんはほぼ全員が病院で薬を処方されており、実質的に鍼灸保険が使えない状況が続いたため、2016年(平成28年)12月末をもって原則として保険取り扱いを停止しました。これにより、病院での保険診療と当院での鍼灸施術を問題なく並行して受けていただけるようになっています。
一方、市区町村の助成制度(補助金)は利用可能です。宮崎市国民健康保険の加入者は1回1,200円×年60回、後期高齢者(75歳以上)は宮崎市内の方が1回1,000円×年48回、宮崎市外(宮崎県内)の方が1回1,000円×年24回の補助を受けられます。なお、交通事故由来のムチウチには自賠責保険が利用できます。
宮崎市でムチ打ち・交通事故の鍼灸を受けられますか?
はい。高野鍼灸リラクセーション(宮崎市大塚台)では、交通事故などによるムチウチ(頸椎捻挫)と、慢性化した頸椎捻挫後遺症の鍼灸を長く扱っています。エコー画面で見ながら、首肩の深部の筋肉や、神経が締め付けられている箇所に鍼の先を直接届かせるエコー鍼灸を中心に行います。自賠責保険による施術も可能です。24時間ネット予約に対応しています。

Bookingムチウチ・頸椎捻挫後遺症の方 — コース・料金・予約の目安

このページだけで「受けられる・だいたいいくら・どう予約する」が分かるようにまとめました。コースに迷う場合は、当日のカウンセリングで一緒に決めます。

1. 向いているコース

交通事故後の首・肩の痛みやしびれは、当院では次の2コースのどちらかをおすすめする方が多いです。

  • しっかり鍼灸 — 首・肩を含む全身を広く見て、刺激量を調整しながら施術するコース。
  • しっかりエコー鍼灸スタンダード — ムチウチなど、いちばんつらい1症状にエコーで鍼の先を直接届かせるコース。

2. 料金目安(1回あたり・税込)

コース一般会員(半額)
しっかり鍼灸 11,000円 5,500円〜
しっかりエコー鍼灸 スタンダード 11,000円 5,500円〜

※初回は別途 初検料(ネット予約 1,100円/電話予約 2,200円)。宮崎市国保は会員価格からさらに −1,200円、後期高齢者は −1,000円が引かれます。会員制度・助成・支払い方法の詳細は 料金表 へ。

※コース・回数・料金は症状や当日の状態により変わります。個人差があり、効果を保証するものではありません。

3. 初診の取り方(コース選びで迷わなくて大丈夫)

初診の方は、コース選びで迷う必要はありません。ネットなら 「はじめて」、電話なら 0985-48-3102 です。受けるコースは、来院後のカウンセリングで状態を確認したうえで、一緒に決めます。

  • ネット予約は、「はじめて」 ボタンから空いている時間をお取りください(コース名の選択は不要です)。
  • 途中の患者登録で、「一番つらい症状」 を書く欄があります(必須)。例:「ムチウチ」
  • 予約を確定する画面の 「一言」 欄(任意)に、伝えておきたいことがあればどうぞ。
  • お電話の場合は、「初めて来院します、ムチウチで」とお伝えください。

4. ご予約


もっと詳しく見たい方は: コースの比較 /  料金表(全コース・会員・助成) /  初めての方・来院の流れ

院長 高野義道

監修・執筆: 高野義道

はり師・きゅう師(国家資格) / 学士(鍼灸学) / 医薬品登録販売者 / 介護支援専門員 / 免許取得33年・開業28年

最終更新: 2026-05-22

ムチウチ・頸椎捻挫後遺症でお悩みの方、まずはお気軽にご相談ください。自賠責保険による施術も可能です