高野鍼灸リラクセーション

宮崎の鍼灸専門院

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高野鍼灸南西外観
腰部エコー鍼灸
高野鍼灸南側外観
[受付] 14:00~19:20
[休業] 月・木・祝祭日・その他
高野鍼灸リラクセーションの鍼はすべて使い捨てです。

宮崎 鍼灸・高野鍼灸リラクセーション

健康
したい のための
鍼灸治療

高野鍼灸リラクセーションは本物の鍼灸(しんきゅう)施術を提供することにより、苦痛からの解放に全力を尽くします。


高野鍼灸リラクセーションは、鍼灸施術を専門とした施術所です。   
鍼・灸施術により、自然治癒力を高め、皆様の健康回復・維持のお手伝いをさせていただきます。


※ 当院は鍼灸専門なので「鍼灸以外の施術は一切行いません」。鍼灸の専門技術に磨きに磨きをかけ、難治性の症状等とも真剣に向き合っています。

1998年(平成10年)に宮崎・大塚台で開業以来、鍼灸にこだわり続け、おかげ様で、開業22年目に入りました。

受付時間は14:00~19:20です。休業日は月・木・祝祭日です。

当院は、 宮崎西インターチェンジ(東九州道)近くの宮崎市大塚台東2丁目にあり、宮崎県立西高の正門から坂を登り徒歩五分ほどの通り沿いです。

鍼灸専門である事と、アクセスの良さもあり、宮崎県内各地から、そして時には県外からも痛みをできるだけ早く取り除きたい、ずっと元気で楽しめる人生を送りたいとおっしゃられ、多くの方にご来院いただいております。

治療院によって、施術方法はさまざまです。同じ症状であっても、鍼灸施術によって効果は変わってくるのです。「ここがよい」とおっしゃり、遠くから電車を乗り継ぎ来院される患者もおられます。そのような患者様のためにも・・・・

私共は、更なる鍼灸技術の高みをめざして、宮崎市初の 超音波エコー鍼灸 を「20周年」を記念して、2017年に導入しました。交通事故・労災等にも対応いたしております。

※超音波ガイド下鍼は日本発の新技術です。まだ始まったばかりの新治療法で世界ではほぼ皆無であり、日本国内でもほんの少しの鍼灸師しか行っていません。九州はもとより、宮崎でもかなりレアな治療方法です。目視でないと針を打つ事が出来ない範囲まで、安心して安全に打つことも可能になりました。「痛い場所の内部を見ながら狙って鍼を打つ」というエコーガイド下鍼をぜひ一度お試し下さい。

頑固な「肩こり」の深部の筋肉が「ほぐれる」実際の映像(エコーガイド下鍼)

※高野鍼灸リラクセーションでは、この動画にあるような鍼灸も受けられます。一度、ぜひお試しください。

どんな人が多い?

◎ 頭痛・肩こり首こり(後頭下筋群含む)腰痛・ギックリ腰・寝違い・各種神経性の痛み・ひざ関節痛などを患う方

◎ 体がだるくて、やる気も起こらず元気が出ない方

◎ 何年も患っているが、病名もわからず、「病院」や「他の施術院」(整体・整骨・マッサージ)でも改善がみられなかった症状の方

◎ また、病名がわかっていても、難治性のもので施術を受けても改善が見られないばかりか、悪化し不安を抱えている方

◎ その他、手術をしても、電気施術など様々な施術をしても痛みが治まらないような「深刻な痛み」を抱えた

◎ 「筋肉をつけて、筋力を上げれば、痛みも治る」と指導を受け「一生懸命運動をしても治らない」

急性の症状 から、 数年~数十年の慢性的な症状 を患い、「このままでは、 寝たきり になるかもしれない」と 不安を抱えた方々などが、当院のような鍼灸専門施術院をお探しになり、宮崎県内各地からお越しになられます。


神経痛(根性神経痛・慢性疼痛など)・神経障害性疼痛でも お任せください。

(脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア含む )

  • 腰や、でん部(おしり)などから起こる「坐骨神経痛」
  • 首や肩から起こる「頭痛(後頭神経)」、「片頭痛」
  • 「首こり・肩こり・腕の痛み(頸肩腕症候群など)」

などのつらい症状の方が、多数、来院されています。

 痛み止め 」 「 シップ 」 等 で 思わしくない 方にも対応いたします。
 
 脊柱管狭窄症椎間板ヘルニア神経痛腰痛・ぎっくり腰肩こり・首こり(後頭下筋群含む)、自律神経失調症頭痛むちうち(頸椎捻挫後遺症)などの様々な難治性の症状を抱え、色々と試してはみるものの どうしても良くならず、そのような症状に道筋を立て分析・施術をしてくれる施術所を探し尽くされて当院に辿り着かれるようです。

例えば、膝関節痛がひどく、膝の周りの筋肉が少ないのが原因だと、一生懸命にリハビリなどを受けて筋力トレーニングをしているのに、膝の水が溜まり続け、さらに痛みも増々ひどくなり、それでもまだ運動が足りないのだと一生懸命運動を続けた結果歩けなくなってしまった。というような方々が、どうしようもなくなり、藁をも掴む思いで当院のような鍼灸専門院に来院されるのが現状なのです。

そのようなわけでして、当院の直近の施術録(カルテ)・データからも、宮崎市内を筆頭に、延岡、日向、都農、川南、新富、国富、綾、西都、小林、都城、日南、串間、高原など、宮崎県全体から来院が確認されます。

高野鍼灸リラクセーションの医学的根拠

鍼灸にはどのような治療機序があるのか見てみましょう。

鍼灸の体に対する作用

みんさん不思議に思われますが、実はぜんぜん不思議じゃないんです!!

まず要点

  • 「鍼」治療では、組織に小さなキズを創ります。
  • 「灸」治療では、組織に軽いヤケドや、ヤケドの一歩手前の状態を創ります。
  • そうして創られた「キズ」や「ヤケド」は自分自身の力で修復します。これを自然治癒力と言います。
  • 当院で、最も重視する病気が治るポイントは、治療後の「キズ」「ヤケド」の自己修復を起こさせることにあります。
  • つまり、病的状態に陥っている組織に「キズ」や「ヤケド」を負わせることで、一旦、細胞死を起こさせ、次いで、「遺伝情報に基づく体細胞分裂」を起させることで、不健康な細胞を「新しい細胞」に置き換えさせ、それを短期間のうちに次から次に起こさせる事で組織がどんどん健康になり、痛みも治まるようになります。

※「キズ」「ヤケド」は闇雲に創ればいいというものではなく、どこに、どの程度、どのような術式で行えばいいのかを的確に判断しなければなりません。学問」と「技術」と「経験」に裏打ちされなければ、とうてい的確な判断などできないほどの「高度な施術」なのです。

 詳しくは以下をご一読ください。

具体的な説明(患部につけた鍼傷が修復される一連の流れ)

鍼をすると、生体に「傷」ができます。 

これを侵襲行為(生体に何らかの変化をもたらす行為)と言います。 

身体はそうして人為的に作られた鍼の刺し傷によっても自然に治ろうとします。 

  1. 患部に直接鍼を打ちます(鍼による生体への侵襲行為)。鍼はものすごく細いので生体への侵襲も微細です。
  2. 生体が侵襲を受ければ、「予期しない細胞死」(ネクローシス)が起きます。ネクローシスした細胞は、死に際に警告物質を周囲に残します。
  3. また組織内部に微少な出血を起こし、肉眼的にも識別可能な内出血を起こすこともあります。時々見た目に皮下が青くることがありますが全く心配ありません。
  4. 血小板の集合と、血管収縮により出血が止まります。
  5. 免疫炎症反応が起こります。2.の警告物質によって白血球が誘引されます。これらはさらに強力な警告物質(サイトカイン)を出し、それによってさらなる免疫反応が誘発され、それらは周囲の組織を汚染されたとみなし組織ごと破壊します。と言っても、鍼は細いのでその範囲はごく狭いものといえます。この段階で血管は拡張し、血管透過性も亢進しますので局所的な浮腫(むくみ)が発生します。しかし、微細な浮腫のため見た目にはわかりません。
  6. つぎにマクロファージが、死んだ組織・細胞を取り除きます。
  7. 皮膚では 繊維芽細胞が分泌するコラーゲンを主体とした肉芽(にくげ)組織による修復が始まります。 
  8. 線維芽細胞はコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを作り出し、コラーゲンを束ねて真皮の組織を構築する細胞です。全身に存在し、傷を負うと、傷に集まってコラーゲンを作り出し、組織の修復を始めます。
  9. 鍼の傷は、きわめて微小なため、線維芽細胞が増えすぎません。よって、傷口を再構築するときに余分なコラーゲンや血管ができないので傷はきれいに修復します。
  10. 筋肉では 針の傷により筋の基底膜と細胞膜の間に存在する筋衛星細胞(サテライトセル)が活性化されます。通常サテライトセルは休止状態にありますが鍼治療により損傷を受けると皮膚の組織再生と同様に免疫系細胞やそれらが放出するサイトカインなどにより免疫炎症反応が起こり活性化されます。さらに損傷した筋細胞の筋核も筋細胞の前駆細胞に成り得るとの研究もあります。
  11. サテライトセルが活性化すると、各細胞の遺伝情報に従って細胞分裂が起こり増殖、融合して多核筋管細胞となり、さらに分化して神経の再支配を受けたり血流を回復させながら筋繊維として回復成長していきます。
  12. このようにして患部に人為的に付けた傷が治癒 します。
  13. ①~⑫を繰り返します。治療を繰り返し繰り返し行うことで患部組織の修復が加速します。
  14. 患部の組織そのものが病的状態から脱し完治に至ります。 

※1 お灸は皮膚にやけどを負わせますが、微小なやけどであるため、繊維芽細胞も増えすぎないので跡にもならずに、きれいに治ります。ただ、体の状態によっては、微小なやけどでも大き目の水泡になることもございます。その時は、繊維芽細胞の量が増え余分な血管やコラーゲンができることがありますので跡になることがございます。なお、灸治療は、やけどを負わせる治療なので、症状によっては熱量の多いお灸をすえることもございます。そのような時には跡が残ることがあります。

※2 ヤケドに限らず、痕跡が残るような場合は、ヒトbFGF製剤を使用する方法もあります(これは医師の行為なので当院ではできません)。ヒトbFGF製剤(フィブラストスプレー)には、線維芽細胞を増殖させたり、血管を新生、上皮形成促進作用もありますが、一方では傷の治療が進むと線維芽細胞のアポトーシス(自然死)を起こさせ余分な細胞を除去して適正な数を保つようにさせることで傷をきれいに修復する効果が認められています。つまり体の状態に合わせて線維芽細胞の量を適量に維持させる効果があるものと考えられます。

病苦を克服した方から、現在、苦しんでいる方へメッセージ

辛い症状に苦しんでいる方々に対して、同じ症状を克服した方からの「励ましの言葉」は、克服するまでの勇気を与えてくれます。

克服した方々は苦しみがわかっているので、その方々の話を聞くとホッとし、自律神経も安定する可能性もあるのです。自律神経が安定するという事はストレスが減るという意味でもありますので、体に良いスイッチが入ります。

「人の痛みはわからない」というのは真実です。

周りの人に自分の辛さを訴えても、なかなか理解してもらえないことが多いのですが、同じ苦しみを持つ方からの話は本当に励みになるものなのです。

励ましの言葉 こちらより

「ここでちょっと笑ってください」

※ 笑うと痛みが少し楽になるかもしれませんよ!!

症例

鍼灸治療「肩こり・首こり(後頭下筋群含む)」の症例


頭が痛い、吐き気がする、胸が苦しい、手がしびれる、めまい、耳なりが・・・。

悪い病気では?と思い病院で検査をいろいろしたけど異常なし・・

実は肩コリだったってこともよくあります。

※ 施術効果には個人差があります。
宮崎 鍼灸 高野鍼灸リラクセーション

肩こり・首こり(後頭下筋群含む)の鍼灸治療について詳しく知りたい


鍼灸治療「腰痛・神経痛」の症例


腰が痛い。でも、いつもの事って思っていたら、足に痛みやしびれが・・・。

腰やお尻の筋肉が「かた~く」、なって神経を締め付けて「神経痛」が起こることもあります。
  
患者様ご自身で大したことないと思われた方が、MRIを撮ってみたら『ヘルニア』や『脊柱管狭窄症』だったてことも・・・。 

このような症状にも「鍼・灸はOK」なんです。

※ 施術効果には個人差があります。
宮崎市 鍼灸 高野鍼灸リラクセーション

坐骨神経痛の鍼灸治療について

脊柱管狭窄症の鍼灸治療について

椎間板ヘルニアの鍼灸治療について


鍼灸治療「腰痛・ぎっくり痛」の症例

「腰痛・ぎっくり腰」症例1 945様女性

(現病歴)左のぎっくり腰になった。2日後にいったん治まったが、すぐに無理をしたためか、最初のぎっくり腰の1週間後の朝に再発した。動作を変える時、立ったり座ったりするのがきつい。前かがみも、反るのも痛い。左にひねるのも痛い。ここ数年仕事がハードだったので、無理があったのだろう。

(エコー所見)左腰腸肋筋、左最長筋、左多裂筋、左腰方形筋、左大腰筋にエコーガイド下にファシアの重積が認められた。カラードプラでは、左腸肋筋に異常血流が認められた。

(治療)左腰腸肋筋を中心に、左腰部の各筋肉のファシア重積部に「エコーガイド下ファシアリリース置鍼15分」および棒灸を行い、最後に、左腰部の最大圧痛部に「てい鍼の留鍼」と「アイシング」をし治療を終了した。

(1回目)治療を終えたその日の夜歩けないほど痛くなったが、翌日にはかなり軽くなりびっくりしたとの事。2日後には最大の痛みを10としたときに、10→2と、8割ほど症状が緩和した。

(2回目)今回のぎっくり腰は2回で概ね治癒。

腰痛・ぎっくり腰の鍼灸治療について詳しく知りたい


その他の詳しい症例報告はこちら

施術中に患者様から頂いた「うれしい一言」

※施術効果には個人差があります

鍼灸の事をもっと知っていただくために

  1. 高野鍼灸リラクセーションは、宮崎在住の人々、そして宮崎に訪れるすべての人々が健康になるための鍼灸院です。
  2. そして、このホームページは、鍼灸について詳しく知りたい人や、疑問・質問などがある人のために作成しました。また、ホームページを詳しく読んだ結果「高野鍼灸リラクセーションで鍼灸治療を受けみたい」という方のためにあるページでもあります。

ですから、このホームページでは、鍼灸について知りたい情報をピンポイントに、入手できるようなお手伝いをさせていただくために、通常のメニューからだけでなく、4種類の方法を用意しました。

  1. サイト全体の検索窓から、目的の鍼灸情報を得る方法
  2. 目次から目的の鍼灸情報を得る方法
  3. 鍼灸のQ&A専門サイトの検索窓から、目的の鍼灸情報を得る方法
  4. 鍼灸のQ&A専門サイトの目次から、目的の鍼灸情報にたどり着く方法

これでおおよその知りたい鍼灸の情報をピンポイントに入手できるのではないかと考えています。

サイト検索から、鍼灸情報を得る

キーワードは細切れに入れた方が、より詳しく情報が出てくる可能性が高いです。

目次から鍼灸情報を得る

  1. 高野鍼灸リラクセーション←どんな鍼灸院?
  2. 鍼灸の適応範囲
  3. 重要事項説明
  4. 料金・施術コース
  5. 病苦を克服した方からのお言葉
  6. マスコミ記事執筆
  7. 医学的根拠(EBM)のある鍼灸治療
  8. 症例報告
  9. 脊椎疾患・神経系疾患の鍼灸
  10. 超音波エコー鍼灸
  11. 動画(高野鍼灸動画)
  12. Report

鍼灸のQ&A専門サイトの検索窓から、鍼灸情報を得る

キーワードは細切れに入れた方が、より詳しく情報が出てくる可能性が高いです。

鍼灸のQ&A専門サイトの目次から、目的の鍼灸情報にたどり着く方法

再生回数「5万回超え」の人気動画

※ 鍼が恐い場合には、このような治療方法もお試しください。

院長挨拶

高野義道この度は、高野鍼灸リラクセーションのホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。院長の高野義道です。

平成2年(18歳)当時に、日本に1校のみの「明治鍼灸大学(京都)」に入学しました。その頃、この大学は「鍼灸界の東大」といわれ、まだ日本に3台しかない「MRI」を導入した明治鍼灸大学付属病院もありました。今のようにコンパクトなMRIでなく、高さが普通の部屋なら天井に着くほど?もある巨大な建物のようなMRIでした。

この病院は産科以外のすべての診療科を備えた規模の大きな病院で、「京都府立医科大学」の医師達が、明治鍼灸大学の教授・助教授などに就任して、各科の診療に当たっておられました。

私たち学生は、西洋医学の分野では、この医師たちから全ての診療科目の授業や全ての外来診療科の病院実習、解剖学や生理学の実習から手術の見学実習まで鍼灸師に必要なすべてを教わりました。また、在学中に病気にかかった時などもこの先生方の診察治療を受けられるようになっており、本当に有難かったです。

また、東洋医学の分野では、東洋医学系鍼灸、西洋医学系鍼灸の各分野のエキスパートの教授陣がそろっており、多種多様過ぎて、将来どの分野に進んでいいものかと迷うぐらい、すばらしい教育体系が組まれていました。私は大学院には進学しませんでしたが、在学中に鍼灸学の博士課程まで設置されるなど、鍼灸に関する高度な教育機関に成長する真っただ中に在学でき幸運でした。

そのような環境からか、現在、日本全国の鍼灸学部を要する大学や、専門学校で教鞭をとる卒業生を数多く輩出しています。このように当時の最先端の鍼灸を学べる明治鍼灸大学を卒業できて本当に良かったと、心から思っています。

在学中は楽しかったし、いろいろ経験できたので断然、この大学で良かったのですが・・・

私は宮崎が大好きで、夏休み、冬休み、春休み前には指折り数えて帰省の日を待ちわび、その日に至ると間髪入れずに帰省していました。逆に、休みが終わる前になると、宇宙戦艦ヤマトで毎回聞くフレーズの「地球滅亡まであと〇〇日」のように京都に戻るまで「あと何日」と言っている私をみて、家族が笑うほどでした。

卒業後、大阪で修業し、平成10年に宮崎で開業。

平成10年に宮崎で鍼灸専門院を開業したのは?

元々、鍼灸の大学に入る前から、将来、開業することは決めていました。平成8年頃、大阪市港区の外科医院に勤務していたのですが、退職して開業しようと決心しました。当時は、大阪もしくは宮崎での開業を考えていました。大阪市内では通りに面した賃貸店舗を時々眺めたりしていましたが、最終的に宮崎で開業しようと決めました。

それは・・・

宮崎が好き。
大学入学時から将来は、大好きな曽祖母や祖父や祖母に鍼灸をして孝行する。
初期投資がかからない。
という事に加えて、一日に施術できる人数は大阪でも宮崎でも同じ。

という理由で、宮崎市内で開業しようと判断したのでした。この時25歳です。

実は、決めた後、外科を退職する直前に、ご来院の患者様から「うちの店舗を無料で貸すから開業しないか?」と言われたのです。心が少し動きました。私のことを気に入っていただき、すごくうれしかったのですが、初期投資がかからないという条件を満たしたものの、そのほかの条件は満たしようもなく、やはり宮崎で開業しようと、その方の申し出を、もったいなくも即決でお断りさせていただきました。

今思い出しても、かなりもったいないお誘いだったことは言うまでもありませんが、25歳という年齢からか深く考えることもなく簡単に断ってしまったのです。

という事で、平成9年の12月に宮崎にUターンし、翌1月に往診専門で開業しました。

往診専門なのでご自宅に伺うといっているのに、なぜか私の自宅(実家)に皆さんお越しになり、このまま続けても家族にも迷惑がかかるという事で、平成10年5月に大塚台にて鍼灸院を開業したのでした。

この時には、曽祖母はすでに亡くなっていましたが、祖父2人、祖母2人と4人いました。曽祖母は鍼を受けるのが好きで学生時代にはよく実験台になってもらっていました。鍼を受けることを一番楽しみにしていたようでしたが開業に間に合わなかったのが悔やまれます。現在は全員亡くなっていますが、少しは孝行できなのかなと自分勝手に思っています。これからは、親孝行の一つとしての鍼灸を少しでも多くできればいいなと思っています。

そして、宮崎の方々にも、家族と同じように接して県民孝行? 言い方がすこし変ですが、鍼灸施術を通して少しでもお役に立てればいいなと思っています。

私、高野義道の詳しい履歴書は、スタッフ紹介に掲載していますので、よろしければそちらもご覧ください。

鍼灸とは

鍼灸は鍼治療と、灸治療に分けられます。

1)鍼(はり)とは?

はり(鍼)とは病気に応じ一定の経穴または皮膚の一定点にはりをもって刺激を加える施術をいう。※1参照

「鍼灸とは」の根拠:参照元:昭和23年6月15日発行 鈴村慎吾(厚生省事務官)・芦田定蔵(厚生技官)共著  東龍太郎(厚生省医務局長)推薦  あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法の解説 東京第一書林発行 社団法人日本鍼灸師会復刻発行  65ページ

2)灸(きゅう)とは?

きゅう(灸)とは病気に応じ一定の経穴または皮膚の一定点に灼きゆうすべき部位を指示し又はその部位にもぐさを点じて焦灼する施術をいう。※1参照

「鍼灸とは」の根拠:参照元:昭和23年6月15日発行 鈴村慎吾(厚生省事務官)・芦田定蔵(厚生技官)共著  東龍太郎(厚生省医務局長)推薦  あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法の解説 東京第一書林発行 社団法人日本鍼灸師会復刻発行  65ページ

鍼灸の法律

昭和22年12月20日公布 法律第217号 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律

(以下、法律第217号 または 鍼灸師等法という)

第1条  医師以外の者で、(略)はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、(略)はり師免許又はきゆう師免許(略)を受けなければならない。

法律第217号の法案立案者 

  1. 厚生省事務官・鈴村慎吾
  2. 厚生省厚生技官・芦田定蔵
  3. などの厚生省職員

昭和22年12月 第1回国会に法案を提案し、衆参両院を無修正で通過、同年12月20日に公布

昭和23年1月1日施行  

昭和23年6月15日 法律第217号の解説本発行 この法律の立案者である、 厚生省事務官・鈴村慎吾、厚生省厚生技官・芦田定蔵の両名が、東・厚生省医務局長、高田・厚生省医務課長、その他上司や同僚の激励と便宜を受けて、直接執筆。

法制定時の厚生省医務局長・東龍太郎は、法律第217号とその解説本をよく読み、関係者全員が適切に法律を運用するよう推薦と言う形で指示【以下がその推薦(指示)文】

推薦(指示)書

あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法(昭和22年法律第217号)、この新しい法律の特色とするところは、何であろうか。それは何といっても、今後これらの施術を業としようとする者について、著しくその素質の向上をはかったことである。これは医師、歯科医師、保健婦、助産婦及び看護師等については、全て一貫した方針として、それぞれのその素質の向上を図る措置が講ぜられているのに、同じく人の健康に関する業務に従っているこれらの施術者の学術技能の程度が、依然として従来のままに放置されて比較的低位にあることは、国民の相当多数がこれらの施術を受けている現状において、国民保健上望ましくないことはいうまでもないのみならず、折角医師、歯科医師その他の者の素質を向上させても、極めて中途半端なことになってしまうからである。この法律の公布によって、今後新たにこれらの施術者となる者の素質が向上し、また他方従来から業を営んでいた者も、適当な再教育を受けるようなことになって、その素質の向上がはかられるならば、我が国民保健上稗益(助けとなり、役立つこと)するところは決して少なくなかろうと思うものである。今回鈴村事務官、芦田技官の手によりこの法律の解説書が公にされたことは洵に喜ばしい。両君は共に新進気鋭、前途有為の官吏であり、特にこの法律に関しては最初から苦労を共にし、立案施行一つとしてその参画にならざるものなく、解説者としては最も人を得たものというべきである。この意味において、この書は、施術者及び施術の業務に関係ある人々が、この法律の内容を十分理解するについて良き助けとなることを確信する。

昭和二十三年三月二十日 厚生省医務局長 東 龍太郎

昭和23年6月15日発行 鈴村慎吾(厚生省事務官)・芦田定蔵(厚生技官)共著  東龍太郎(厚生省医務局長)推薦  あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法(昭和22年法律第217号)の解説 東京第一書林発行 社団法人日本鍼灸師会復刻発行  3~4ページ

鍼灸を行う事のできる国家免許

我が国においては、医業及び鍼灸業は一般に禁止されています。

ただし、

  1. 昭和22年12月20日 法律第217号  あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律による「はり師免許」「きゅう師免許」(以下、鍼灸師免許という)
  2. 昭和23年7月30日 法律第201号 医師法による「医師免許」 

を有するものには、禁止が解除されています。

医師免許は鍼灸を含む医業のすべてを行えます。

鍼灸師免許は、医師の医業の一部である鍼灸についてのみの禁止を解除された免許です。

詳しくは次の項目「鍼灸を行える免許の性質」をご参照ください。

鍼灸を行える免許の性質

我が国においては、医業は一般にこれを禁止し、唯一定の専門的学識技能を有する医師、歯科医師のみが、この医業禁止の解除を受けて医業を成し得る建前となっているのである。すなわち医師又は歯科医師でなければ、医業を成し得ないというのが、我が国の現行医事法制上の原則である。しかしながら、同じく疾病の治療を目的とする業務であり、医業の一部と認められるべき、はり、きゅう等営業は、それが古来から東洋において広く実施せられ来た特殊療法であること、また日本においても相当に長い歴史を持っているばかりでなく従来中央法令によりこれを法的に公認してきたこと、且学理的には未だ十分究明されてはいないが、経験上一定範囲の疾病に対しては相当の治療効果のあることが認められていること等の理由によってこの法律においても、右の国民医療法の原則に対する例外として、これらの施術を法的に公認することとし、それぞれの身分免許を受けた者は、これを業とすることができることとしているのである(法第1条)。すなわち、ここにいう免許は、医業禁止の一部解除を内容とする国家の行為であり、免許を受けた者は、それぞれの業務の範囲内で医業の一部をなすことが許されることになるのである。

昭和23年6月15日発行 鈴村慎吾(厚生省事務官)・芦田定蔵(厚生技官)共著  東龍太郎(厚生省医務局長)推薦  あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法(昭和22年法律第217号)の解説 東京第一書林発行 社団法人日本鍼灸師会復刻発行  23~24ページ

昭和23年当時は「学理的には未だ十分究明されてはいない」とあります。しかし、令和元年(2019年)現在では、数々の医学論文により、かなりの医学的根拠が明らかになっております。

鍼灸師免許の効力

施術者の免許(鍼灸師免許:国家免許)は、一般人にはそれを業とすることを禁ぜられている施術の行為を、特定人に対してその禁止を解除してそれを業とすることを許す国家の行為であって、免許を受けた者は、適法にそれを業とすることができる。

施術者(鍼灸師)は免許を受けることによって医業の一部を成し得る資格を得た者であるから、各その一定の制限内において医業の一部を成し得る。しかしもっぱら、あくまでもその業務範囲は医業の一部に限られ、医師のようにあらゆる医業をなし得るものではない。この点は同じく医業禁止の解除であっても、医師免許の場合とは大いに趣を異にすることでところである。

昭和23年6月15日発行 鈴村慎吾(厚生省事務官)・芦田定蔵(厚生技官)共著  東龍太郎(厚生省医務局長)推薦  あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法(昭和22年法律第217号)の解説 東京第一書林発行 社団法人日本鍼灸師会復刻発行  25ページ

要するに、鍼灸師は免許の範囲内である鍼灸施術のみが可能であり、範囲を逸脱して医業を行う事は違法であるという意味です。

鍼灸業務について

勿論施術者は、医師とは異なり、医業の全般をなし得るのではなく、単にはり、きゅうという特殊の療法の範囲において疾病治療の業務をなし得るに止まるのである。しかしながら形式的には一応これらの業務の内容を定義づけることは可能であっても、具体的に施術者がなし得る行為を一々列挙することは困難であると言わねばならない。法規上においては前述のように医業とは何であるかについては何等規定していないが、解釈によって医行為(疾病の診察又は疾病の治療を目的とする行為等)を業とすることと解すべきである。而して医行為すなわち疾病の診察または治療行為等の具体的内容を一々列挙することは困難であって、結局は健全な社会通念によって決する外はない。施術者の業務の範囲についても、同様であって、施術者は医行為の一部すなわち疾病の治療を業とすることができるのではあるが、同じくその業務の具体的内容を列挙することが容易でないために、結局は健全な社会通念によって解釈する外はないのである。而して施術者のなし得る行為の範囲の決定の基準となるものは、いかなる行為はこれを医師が行うのでなければ公衆衛生上の危害を生ずるおそれがあるか、又いかなる行為はこれを施術者が行っても衛生上の危害を生じないかということである。

法律立案者(厚生省)の説明による、施術者が行う医行為の一部即ち疾病の治療を業としても、衛生上の危害を生じさせない(医師でなくても治療可能な部分の)社会通念上の一応の定義

● はり(鍼)とは病気に応じ一定の経穴または皮膚の一定点にはりをもって刺激を加える施術をいう。

●きゅう(灸)とは病気に応じ一定の経穴または皮膚の一定点に灼きゆうすべき部位を指示し又はその部位にもぐさを点じて焦灼する施術をいう。


昭和23年6月15日発行 鈴村慎吾(厚生省事務官)・芦田定蔵(厚生技官)共著  東龍太郎(厚生省医務局長)推薦  あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法(昭和22年法律第217号)の解説 東京第一書林発行 社団法人日本鍼灸師会復刻発行  64~65ページ

鍼灸師の施術は医業類似行為と思われていますが、本来、鍼灸施術は医師にのみ認められた行為なので、医業類似行為ではなく医行為という事らしいのです。医師にしか行えない鍼灸施術を、鍼灸師の免許を有した人に限定して禁止の解除を行うものなので、解説本によると医行為の一部になるということのようです。

では医業類似行為とは

いわゆる医業類似行為 即ち 療術行為と称せられる一群の行為。

※ 厚生省職員の解説本によると、医業類似行為と療術行為はイコールという事らしいです。

  1. 鍼灸等法・立案者の解説

    一応の定義は、「疾病の治療又は保健の目的を以って、光、熱、機械、器具その他の物を使用し若しくは応用し、又は四肢若しくは精神作用を利用して施術する行為であって、他の法令において認められた資格を有する者が、その範囲内でなす診療又は施術でないもの」ということになる。要するに、疾病の治療又は保健の目的でする行為であって、「医師、歯科医師、あんま師、はり師、きゅう師または柔道整復師等他の法令で正式にその資格を認められた者がその業務としてする行為でないもの」という事になるわけである。

    昭和23年6月15日発行 鈴村慎吾(厚生省事務官)・芦田定蔵(厚生技官)共著  東龍太郎(厚生省医務局長)推薦  あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法(昭和22年法律第217号)の解説 東京第一書林発行 社団法人日本鍼灸師会復刻発行  92~93ページ

  2. 仙台高等裁判所の判例

    「疾病の治療または保健の目的をもって、光、熱、機械・器具その他の物を使用し、若しくは応用し、または四肢若しくは精神作用を利用して施術する行為であって、法令において認められた資格を有する者が、その範囲内でなす診察または施術でないもの」、換言すれば「疾病の治療又は保健の目的を持ってする行為であって、医師、歯科医師、あんま師、はり師、きゅう師、柔道整復師など、法令で正式に資格の認められた者が、その業務としてする行為以外のもの」とされている。

    昭和29年6月29日 仙台高裁判決 参照元:厚生省健康政策局医事課監修「関係法規」 社団法人・東洋療法学校協会、医歯薬出版株式会社編 1991年5月20日第1版第1刷発行

昭和23年に厚生省職員により執筆された医業類似行為の定義と、昭和29年に仙台高等裁判所より出された医療類似行為に関する判例の内容は、ほぼ同じです。つまり、国会で成立した鍼灸師等法の解説本の内容が、ほぼそのまま判決文に挿入されているわけです。これで、立法府、行政府、司法府において、医業類似行為の概念が統一的に固まったものと考えてよいと思われます。

鍼灸の業務の制限

  • 鍼灸師は、外科手術を行い、又は薬品を投与し、若しくはその指示をする等の行為をしてはならない。
  • 鍼師は、鍼を施そうとする時は、針、手指及び施術の局部を消毒しなければならない。

鍼灸に関する診断行為の制限

施術者が果たして診断行為をなし得るか否かについて考えねばならない。

一般的に疾病の診断をする行為は、疾病に関する専門的学識技能を有する者すなわち医師のみに許され、施術者はその施術を行うために当然伴う場合の外は疾病の診断を行い得ないこととされている。

又施術者がその施術を行うための止むを得ない診断をする場合においても、聴診器、耳鏡又は鼻鏡等を使用し得ないこととされている。


昭和23年6月15日発行 鈴村慎吾(厚生省事務官)・芦田定蔵(厚生技官)共著  東龍太郎(厚生省医務局長)推薦  あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法(昭和22年法律第217号)の解説 東京第一書林発行 社団法人日本鍼灸師会復刻発行  67~68ページ

鍼灸身分免許と医業類似行為(療術行為)の成り立ち(区別)

療術について

 あん摩、はり、きゅう、柔道整復は、昭和22年12月31日まで「按摩術営業取締規則」「鍼灸術営業取締規則」「柔道整復術営業取締規則」による、免許鑑札でした。

 昭和23年1月1日以降は、「あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法」の身分免許となった。
ここで「等」という文字が使われている事に注意が必要です。現在、「あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法」は「あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」となっているが、やはり「等」が使用されています。そしてこの「等」は「届出医業類似行為者」の事を指します。すなわち法施行後は、医業類似行為はすべて禁止する事となったのですが、ただ、届け出をした既存業者に対してのみ、昭和30年12月末日までその業務を認める事になりました。これはどんどん延長され、昭和40年1月1日以降も引き続き行えるようになりました。したがって、現在でも届け出医業類似行為者の療術行為が行われている事になるのです。 つまり、この法律は、あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、届出医業類似行為者のための法律なのです。

 療術業者の定義

 昭和5年11月東京警視庁で「療術行為取締規則」が最初に定められて以降、遂時各府県で取り締まり規則を定めるに至りました。大多数の府県では医業類似行為業について届出制度を採用していました。この「療術行為取締規則」が定められたいきさつは、昭和4年に和歌山県知事から、電気治療および温熱治療に関して、全国的統一取締法令を出す意向がないか、また、その意向がなければ県令で取り締ってよいかという照会があったのに対して、昭和5年に内務省衛生局長は、各府県の取締に任せると回答した事が発端となったのです。

厚生省は学校教育に使用される教科書の中で、療術行為=医業類似行為と定義した事になります。

戦争による内地以外の引揚者、奄美大島・沖縄の復帰など色々な事情があるなかで、免許の種類が鑑札免許から身分免許に移行した事に、不幸にして届出医業類似行為者が現在に至るまで存在する事になったのです。つまり、法施行前に鑑札免許を受ける事のできた有資格者が、戦争などにより鑑札免許も身分免許も取得できず、届出により按摩、鍼灸、柔道整復を行ってもよいという救済措置を設けた事により、鑑札免許の名残りともいうべき按摩、鍼灸、柔道整復の届出医業類似行為業という領域が構築されたのです。また、当時、按摩、鍼灸、柔道整復の届出医療類似行為者が相当数存在したと思われ、更に、按摩鍼灸柔道整復の届出医療類似行為者と身分免許者が同じ団体に所属していたと思われます。現在においても高齢となっていると思われるが、存在しているのではないかと考えられます。

医業類似行為者(療術師)のうちの有資格者の定義

① 昭和22年12月31日までに免許鑑札を取得しなかった免許鑑札取得可能者
② 昭和23年6月30日までに身分免許を取得しなかった免許鑑札取得可能者
③ 昭和23年12月31日までに試験を受け身分免許を取得しなかった免許鑑札取得可能者
④ 昭和24年1月1日以降学校を卒業し試験を受け身分免許を取得しなかった免許鑑札取得可能者
⑤ 指圧については、昭和30年法律第161号により、昭和33年12月31日までは、所定の学校又は養成所で修業をしていなくても、按摩師試験の受験資格を認め、それに合格した時には按摩師免許を与える事とし、かつ、その試験については、受験者に有利な特例を設ける事ができることとした。


医業類似行為者(療術師)のうちの無資格者の定義

⑥ 昭和5年東京警視庁の療術行為取締規則のいうところの、電気治療及び温熱治療。

①~④の期間に身分免許を取得しなかった免許鑑札取得可能者及び⑤で身分免許を取得しなかった指圧業者は、正式に、医業類似行為者という身分となった。
 医業類似行為者のうち、あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法施行前に、按摩術営業取締規則、鍼灸術営業取締規則、柔道整復術営業取締規則よる免許鑑札を受ける事の出来た有資格者は、届出をする事により法施行後も業を行う事を期限付きで認められた。これを届出医業類似行為者という。その期限は、
① 昭和30年12月末日までとされた。
② その後昭和30年法律第161号により昭和33年12月31日まで延期された。
③ その後昭和33年法律第71号により昭和36年12月31日まで延期された。
④ その後同法の一部改正により昭和39年12月31日まで延期された。
⑤ その後同法の一部改正により昭和40年1月1日以降も引き続き現在まで行えるようになった。さらにこの時の改正により、昭和23年3月31日にまでに、やむを得ない理由により所定の届出をする事が出来なかったものに対しても今回改めて届出を行う機会を与え、その届出が受理された日以降はその者を届出医業類似行為者とみなす事とした。
⑥ 結局、業務期間の期限は削除された事になり、現在も按摩鍼灸柔道整復の届出医業類似行為者は存在する事になっています。按摩鍼灸柔道整復の届出医業類似行為者イコール免許鑑札と考えてもよいような、玉虫色の決着となっています。

 さて、昭和24年1月1日以降、正式に、按摩術、鍼灸術、柔道整復術を業とする届出医業類似為者(療術師)が誕生したわけです。

昭和25年1月19日保発第4号は、按摩術、鍼灸術、柔道整復術を業とするかつての免許鑑札資格を有することが可能であったものが事情により取得できなかった者で、なおかつ、身分免許者でない届出医業類似為者(療術師)を対象としたものと言えます。

 背景として、免許鑑札も身分免許も事情により取得できなかった者の救済措置であったのであるが、最終的に身分免許を取得できなかった届出医業類似行為者については、その者の所属する団体との契約はできない事とし、さらに身分免許を取得できなかった届出医業類似行為者については同意書の添付を義務(保発4号)づけたものである。いわば、同意書は身分免許を取得できなかった届出医業類似行為者に対しての恩情的な措置であったのであろう。したがって、厚生省職員であっても事が複雑であるがゆえに、時の経過と共に、新しく構築されたはずの領域の存在を忘れ、身分免許者と混同したために、今回の事体に至ったのではないでしょうか。

内容と歴史がややこしいために、身分免許者にとっては悲劇につながりました。

① 2005年11月18日 高野義道論文「同意書匹敵文章」より抜粋
② この論文の参考文献  厚生省健康政策局医事課監修「関係法規」 社団法人・東洋療法学校協会、医歯薬出版株式会社編 1991年5月20日第1版第1刷発行

高野鍼灸リラクセーションは、
鍼灸専門院です。

平成10年に「宮崎」にて開業。一貫して「鍼灸」での施術にこだわってきました。

鍼を打ち続け、灸もすえ続け、 22年目に入りました。

鍼灸専門として、難治性の疾患にも挑み続け現在の技術水準を獲得。

これからも、たゆまぬ努力を続け、さらなる技術の向上に努めることこそが、難治性の症状に苦しむ方々への責務だと考えています。