宮日連載

笑顔のツボ

宮崎日日新聞「元気のススメ」
第3回
(2007年5月22日掲載)

パソコンやスマホ、仕事で疲れたときの顔の8ツボを、呼吸に合わせて押すセルフケアです。笑顔や肌の状態への影響には個人差があります。

執筆・監修: 高野義道(院長)/ はり師・きゅう師国家資格 / 開業28年 / 宮日連載・セルフケアの案内

効果には個人差があります。セルフケアだけで同じ結果をお約束するものではありません。

本ページの本文は、読みやすさと医療情報としての安全性のため、現代の表現に一部言い換えています。連載の事実・セルフケアの手順の趣旨は変えていません。

この回で紹介するツボ(8か所)

  • 目の疲れ — 睛明(せいめい)・太陽(たいよう)・陽白(ようはく)・四白(しはく)
  • 迎香(げいこう) — 鼻の機能
  • 百会(ひゃくえ) — 疲れた心(連載原文どおり)
  • 下関(げかん) — あご・歯ぐきの血行
  • 大迎(だいえい) — 歯ぐき・唾液・胃腸の働き(連載原文どおり)

図の位置に指先を当て、大きく息を吸い、押さえ「ズ~ン」と感じたら息を吐き、各十回ほど。

この記事は、宮崎県庁「医療薬務課」の依頼により執筆した、宮崎日日新聞「元気のススメ」への全4回の連載の、第3回です。第1回はストレス解消のツボ、第2回は疲れをとるツボ、第4回は眼精疲労のツボです。

※笑顔や疲労の取り方には個人差があります。

「顔」。人の表情は元気なとき豊かになります。特に楽しいときなど笑顔がいっぱいです。また、接客などでは造り笑いだってなんのその…。

無意識あるいは意図的に創られる表情は、その時々の気分や体調を顔や頭の筋肉に伝え動かし、鏡のように映し出した結果です。人間は言葉や行動で自己を表現し、交流を深めていきました。その中でも「顔」は、心身の状態を他人に察してもらえる優れた伝達手段ともいえます。

人は疲れると不機嫌な表情や無表情(これも無意識下における一つの表現)になってきます。無理に笑うと疲れが倍増することさえあります。

「笑顔回復」——居酒屋などでの熱いおしぼりでの顔ふき。マッサージするように拭くと、すごく気持ちが良いです。同時に疲れが取れ血行も回復し笑顔がでます。注)周りを不快にさせないようにこっそりお願いします。

笑顔は心身疲労を改善させることを、皆さんも経験的にご存知ではないでしょうか。

今回は、パソコンやスマホ、仕事で疲れたときに効果のある「顔のツボ」を紹介します。「顔」には、笑顔のツボ(スイッチ)がたくさんあります。そして、疲れが癒えることによりお肌の状態も良くなります。

図のツボに指先を当て大きく息を吸います。次に押さえズ~ンと感じたら息を全部はき出します。各十回繰り返して下さい。

笑顔のツボ8か所の位置の参考図(連載掲載時)
笑顔のツボの位置(参考図・2007年5月22日掲載)

目の疲れを取る① 睛明(せいめい)

※教科書の取穴(足の膀胱経・第一穴「睛明」):顔面、目の内角の直上、目窩の内上方。連載では図の位置を参照してください。

② 太陽(たいよう)

※教科書の取穴(奇穴「太陽」):顔面、眉と目尻の中点付近のくぼみ。連載では図の位置を参照してください。

③ 陽白(ようはく)

※教科書の取穴(足の胃経・第十四穴「陽白」):顔面、瞳孔の直上、眉弓の下縁。連載では図の位置を参照してください。

④ 四白(しはく)

※教科書の取穴(足の胃経・第二穴「四白」):顔面、瞳孔の直下、下眼窩孔の下。連載では図の位置を参照してください。

鼻の機能を回復させる⑤ 迎香(げいこう)

※教科書の取穴(手の大腸経・第二十穴「迎香」):顔面、鼻翼の外側。連載では図の位置を参照してください。

疲れた心を癒し、痔にも効果がある⑥ 百会(ひゃくえ)

※教科書の取穴(督脈・第二十穴「百会」):頭頂部、両耳の上端を結ぶ線と正中線の交点。連載では図の位置を参照してください。

あご・歯ぐきの血行を改善させ疲れを取る⑦ 下関(げかん)

※教科書の取穴(足の胃経・第七穴「下関」):顔面、下顎骨の下縁、咬筋の前方。連載では図の位置を参照してください。

歯ぐきの血行を改善させ唾液の分泌をうながし胃腸の動きを改善させる⑧ 大迎(だいえい)

※教科書の取穴(足の胃経・第五穴「大迎」):顔面、下顎骨の切痕の前方、咬筋の前縁。連載では図の位置を参照してください。

鍼灸をすると効果はさらに上がります。東洋医学への問い合わせは、国家資格を持つかかりつけの鍼灸師、マッサージ指圧師まで。(県鍼灸マッサージ師会法制部長・高野義道)

掲載記事(宮崎日日新聞)

宮崎日日新聞「元気のススメ」笑顔のツボの掲載記事(2007年5月22日)
宮崎日日新聞掲載時の記事(2007年5月22日)

当院で顔の疲れ・眼の不調を扱うとき

パソコンやスマホ、仕事の疲れが顔に残る、眼がつらい——そういうときは、当院で状態を見てから鍼灸で進め方を相談できます。鍼灸についてもご覧ください。宮崎市大塚台から、お気軽にどうぞ。

注意

顔のツボを強く押しすぎないでください。目や鼻の周りは特に優しく。つらい状態が続く場合は、国家資格を持つかかりつけの鍼灸師などへご相談ください。

迷ったときはまず医療機関へご相談ください。当院では次のように対応します。

  • 医師の診断で問題がなければ、鍼灸で進められます
  • 当院に直接来ていただいた場合も、問題がなければそのまま進めます
  • 医療機関への紹介や受診をすすめる場合でも、鍼灸を同時に進められることが多いです
  • 鍼灸での対応が難しい場合は、明確にお伝えします
  • 治療中に別の症状に気づいた場合も、受診を強くおすすめします

宮崎で相談したい方へ
ネット予約は「はじめて」から空きをお取りください。顔の疲れや眼の不調でお困りのときは、お気軽にご相談ください。

よくある質問

笑顔のツボの押し方の基本は?
図のツボに指先を当てて大きく息を吸い、押さえて「ズ~ン」と感じたら息を全部吐き、各十回ほど繰り返します(連載の手順)。効果には個人差があります。
目の疲れに連載で挙がるツボは?
睛明(せいめい)、太陽(たいよう)、陽白(ようはく)、四白(しはく)の4つです。パソコンやスマホ、仕事で疲れたときの顔のセルフケアとして紹介されています。効果には個人差があります。
迎香(げいこう)は何のためのツボですか?
連載では、鼻の機能を回復させる⑤迎香として紹介しています。押し方は他のツボと同じく、呼吸に合わせて各十回ほどです。効果には個人差があります。
百会(ひゃくえ)について連載ではどう書いていますか?
連載では、疲れた心を癒し、痔にも効果がある⑥百会としています。セルフケアの位置は図を参照し、無理に強く押さないでください。つらい症状がある場合は国家資格を持つ鍼灸師などへご相談ください。
宮崎で相談・予約したいのですが?
宮崎市大塚台の当院へお気軽にどうぞ。ネット予約は「はじめて」からお選びください。会員価格の目安はしっかりエコー鍼灸 5,500円〜(税込)です。詳しくは料金表をご覧ください。
院長 高野義道

執筆・監修: 高野義道

はり師(第102346号)・きゅう師(第102332号)国家資格 / 学士(鍼灸学)第827号 / 開業28年

最終更新: 2026-06-05

顔の疲れや眼の不調でお困りの方は、宮崎市大塚台の当院へお気軽にどうぞ

会員価格の目安:しっかりエコー鍼灸 5,500円〜(税込)/ 詳細は料金表