完全無痛・運動てい鍼治療(GCT)

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約7分
てい鍼

てい鍼治療(GCT)とは

院長・高野義道が29年に渡る鍼灸臨床の経験の中で築き上げた、「独自新治療法」です。

これまでも、鍼灸治療の補助的治療法として行ってきたのですが、

この療法だけでもいいという患者様も増えてきたことから、

本格的に一つの治療法として構築しました。

※GCT:Gate Control Therapy:ゲートコントロール治療(Aβ神経刺激によるT細胞抑制系処置法)

院内「てい鍼」治療について

刺さない治療なので、痛み無し。

ツボを選んで貼るだけ「はり治療」の効果!!

『てい鍼』を使用し、刺す鍼と同じように治療します。

通常の治療との違いは「刺さらない鍼」を使用して治療することです。

これなら、針が絶対にいやな方でも、

『恐くない』

のです。

はり治療を受けてみたい...でも・・・

  • はり治療は効くと聞いているが、こわいので、
      どうしても治療にふみきれない。
  • でも痛いので、何とか楽になりたい。
  • でも値段が高そうなので不安だな~。

そんな不安も、以下をお読み頂ければ解消できるかと・・・。

こわくない・痛くない理由

  • はり治療と一口に言っても、実は、あまり知られていませんが、「刺さずに」行うはり治療も、古代(紀元前770年頃:中国)から行われています。
  • 古代の「はり」と言っても、それは現在でも多く使われています。
  • 「刺して」使うはりを「毫鍼(ごうしん)」といいます。今回紹介する治療に、この毫鍼は使いません。
  • 今回紹介するはり治療は、「刺さずに」行うはり治療で、その名を「ていしん」といいます。
  • てい鍼とは、棒の先が丸い形をしており、それでツボを押さえるというような「はり治療の器具」の一つです。
  • そして、現在では、その丸い部分だけを棒から切り離し、その丸い部分をツボに押し当て、テープで固定するという日本人ならではのてい鍼を開発しております。

標準てい鍼治療(GCT)

最新の「運動てい鍼治療(GCT)」とは・・・

今までの、「てい鍼治療」を 更に最新の治療に昇華 させた、

2022年1月から治療提供開始の治療法です。

運動てい鍼の一例

動かして痛い所が、どんな動きで痛くなり、また、動かした時の角度などの位置の変化で、痛みの場所がどのように変化するのか等をとらえて、適切な場所に「てい鍼治療」を施します。

※運動時痛がない場合は、「運動てい鍼治療」ではなく、「標準てい鍼治療」を行います。

てい鍼とは

肩こり痛、腰痛、ひざ痛、神経痛、スポーツによる痛み・・・
などなどの各種痛みに効果抜群!!な「セルフケア」に適した東洋医学の治療器具です。

てい鍼

なぜ「てい鍼治療(GCT)」が痛みに効くのか?

それは、脊髄の鎮痛メカニズムである「ゲートコントロール理論」により、痛みをコントロールするからです。

方法は、まず、痛い所に「固定式のてい鍼という刺さらない鍼」を用いて、先端部1c㎡あたり5㎏の圧力を加え「Aβ神経線維」と言われる太い神経に刺激を伝えます。

そうすると、脊髄後角の第Ⅱ層にある「抑制介在ニューロンすなわち膠様質細胞」が興奮して、脳に痛み刺激を伝えるT細胞の活動を抑制します。(痛み刺激が通るゲートの閉鎖完了)

これで、末梢から伝わる痛みはブロックされます。

圧力を加える道具は、「刺さらない鍼・てい鍼」を使用します。

通常の痛みは比較的細い「Aδ神経線維」や「C神経線維」から伝達されますが、ゲートがAβ神経刺激により閉鎖されると、自動的に痛み刺激はゲートから先に進まないようにコントロールされることになるのです。

よって、痛みが止まります。

このてい鍼は、テープで固定し圧力をかけ続けますので、Aβ神経が刺激され続け脊髄後角にある痛み刺激入力ゲートを閉鎖させ続ける事が出来るので、効果抜群なのです。

  • ゲートコントロールとは、「痛い痛いの飛んで行け!!」による鎮痛メカニズムを科学的に解明した理論のことです。
  • そして、この「てい鍼」は「ゲートコントロール理論」をそのまま応用した治療なのです。

※セルフケアをする場合は、清潔を維持するためにも毎日交換してください。また、同じところに貼り続けると、かぶれることがありますので、微妙に位置をずらしてください。

てい鍼を、背中の痛いところに貼ったところ

院内てい鍼治療の方法と料金について

院内てい鍼治療は1回だけ鍼灸師から受けて頂き、
その後はセルフケアでOKだから実はリーズナブル

  • この最新のてい鍼は、丸い部分が少し尖っており、ツボに効果的に刺激を加えることができるように加工してあります。
  • てい鍼を皮膚にテープで固定するだけで、皮膚に加わる圧力は、なんと、1平方センチメートル当たり、5㎏です。
  • 5㎏で押さえますが、貼り付けるときには、つけられたという感覚だけで何の痛みも感じません。
  • しかし、それなのに、毫鍼(刺すはり)のような効果が得られるようです。
  • 治療は、高野鍼灸リラクセーションで行う通常の鍼灸治療と同じ「ツボ」に対して貼り付けます。
  • 料金は、
    てい鍼の材料代1,100円+治療代2,750円=3,850円です。(初めての方は初回カウンセリング料2,200円が加算されます)
    ※ てい鍼治療の料金は、部位数に関係なく同じです。
    ※2回目以降の治療は自分でしてもらいます。結果的に安上がりです。
  • てい鍼の材料は60粒単位(1シート)です。その中から治療に必要量使用します。
  • 余った「てい鍼」は、お持ち帰りいただき、翌日にご自宅で、貼り換えて頂きます。
    来院の必要はございませんので大変にリーズナブルです。
  • てい鍼を使い切っても、材料(てい鍼1シート)のご購入 1,100円(税込)だけで大丈夫です。

※ ただし、てい鍼での効果が思わしくない場合は「しっかり鍼灸コース」、「しっかりエコー鍼灸コース」や「プレミアムエコー鍼灸コース」などに切り替えた方が良い時もございます。

院内てい鍼治療 料金
初回カウンセリング料 2,200
施術料 2,750
材料料(てい鍼1シート) 1,100
合計(初回) 6,050
合計(2回目以降院内で治療する場合) 3,850

※2回目以降は来院の必要はありません。ご自宅で、ご自身やご家族に貼り換えてもらって下さい。

※自宅にて「てい鍼」を使い切りましたら、再度ご購入下さい。来院でのご購入の場合は1シート1,100円(税込)です。通販も、まもなく開始予定です。

てい鍼は刺さらないのに「鍼」なの?

鍼の種類も数多くあります。刺す鍼治療もあれば、刺さない鍼治療もあるのです。
古代からある古代九鍼と呼ばれる鍼の中に、現在でも使われる普通に刺す鍼「毫鍼(ごうしん)」や、
このページで紹介しています「てい鍼」も含まれていました。

鍼治療とは、道具の名称ではなく治療法なのです。
従いまして、治療法としては、刺さらない物を道具として使用する鍼治療も古来よりあったのです。

この古代「てい鍼」と現代の発明品である「テープ」を合体させ、
これに現代科学のゲートコントロール理論を融合させたのが、
当院の「てい鍼」です。

材質は、なんですか?

材質はステンレスです

単なるステンレスです。
ピップエレキバンなどのように磁石ではありません。

単純に圧刺激によるゲートコントロール理論の応用を成し遂げるための医療器具ですので、
磁石である必要は全く無いのです。

てい鍼治療の予約について

  • お電話でご予約の際に「院内・てい鍼治療をしたい」とお申し出ください。
  • ネット予約の場合は、一言欄に「ていしん」とご記入ください。

参考資料

引用元:鍼灸刺激と神経(伝達)その➀(現在リンク切れ)

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