宮崎で脊柱管狭窄症
の
鍼灸を受ける
宮崎市大塚台の高野鍼灸リラクセーションでは、脊柱管狭窄症やそれに伴う間欠性跛行(歩くと腰や脚がつらく、休むと楽になる症状)でお悩みの方に、エコー画面を見ながら、脊柱周囲の硬くなった筋肉や絞扼ポイントに鍼の先を直接届かせるエコー鍼灸を行っています。はり師・きゅう師の国家資格を持ち、免許取得33年・開業28年の経験をもとに、脊柱管そのものではなく周囲の硬くなった筋肉に焦点を当てた施術をしています。
院長 高野義道 / はり師・きゅう師(国家資格) / 学士(鍼灸学) / 医薬品登録販売者 / 免許取得33年・開業28年
症状により医療機関の受診をおすすめする場合があります。効果には個人差があります。
Quick Answer脊柱管狭窄症に鍼灸は効くのか?
33年の臨床経験では、特に痛みの緩和に手応えを感じています。脊柱管の狭窄そのものは鍼灸では変わりませんが、狭窄の苦痛をかばい続けて硬くなった周囲の筋肉をほぐすことで、痛みが楽になり日常生活を普通に送れるようになった方が多くいらっしゃいます。
間欠性跛行も、根気強く取り組むうちに改善する方が多い印象です。しびれは、鍼でアプローチすると軽くなる方が多いです。神経の圧迫・絞扼が長期にわたっていても、楽になっていく方は少なくありません。一方、変化の出方には個人差があり、しびれが残る場合もあります。脱力感は、痛みが楽になり動きやすくなるのに伴って筋力が戻り、改善していく傾向があります。
ただし効果には個人差があり、手術が必要なほど進行している場合は難しいこともあります。排尿・排便障害や強い麻痺がある場合は先に医療機関を受診してください。
Evidence & MediaNHK 報道と学術論文での裏付け
脊柱管狭窄症に対する鍼灸は、近年、報道・学術論文の両面から取り上げられています。
NHK「東洋医学・ホントのチカラ」(2018年9月24日放送)では、東京大学医学部附属病院リハビリテーション部の取り組みとして、脊柱管狭窄症に対する鍼灸施術前後の身体機能の変化に関するデータが紹介されました。一般のテレビ番組で鍼灸が取り上げられたことは、患者さんの選択肢として鍼灸が一般化しつつあることを示す出来事です。
また、間欠性跛行については、鍼灸の有効性に関する複数の学術論文があり、医学的根拠のある領域に変わってきています。学術論文の内容に基づいた詳しい解説は 『「間欠性跛行・脊柱管狭窄症」医学論文により有効性の示された医学的根拠のある鍼灸』 にまとめています。
※ 当院の施術が必ず同等の結果を保証するものではありません。効果には個人差があります。
What is it?脊柱管狭窄症とは
脊柱管狭窄症は、背骨の内側を通る脊柱管が先天的または後天的な理由で狭くなり、管内の脊髄や神経が圧迫されて痛み・しびれなどの症状が出る病態です。
腰椎では第3腰椎より下の脊柱管内には脊髄本体がなく、馬尾神経と呼ばれる神経の束が走っています。狭窄の背景には、変形性腰椎症に伴う骨棘(骨にできるとげ状の隆起)、椎間板の変性・膨隆、後縦靭帯や黄色靭帯の肥厚・骨化、脊椎分離症やすべり症など、脊柱管を狭めるさまざまな変化があります。40〜60代以降に多い病態です。
馬尾神経の圧迫により、間欠性跛行が現れることもあります。実際の状態は、整形外科でのMRI等の画像検査で確認するのが基本です。
Intermittent Claudication間欠性跛行(かんけつせいはこう)とは
一定距離を歩くと痛み・しびれ・脱力が強くなり歩けなくなる、しばらく休むとまた歩けるようになる——この繰り返しを間欠性跛行と呼びます。原因によって大きく3つに分けられます。
- 馬尾神経性 — 馬尾神経の圧迫が原因。両下肢の脱力・しびれが主体。冷感や灼熱感、ときに排尿障害を伴います。下肢への放散痛と、腰を反らせると痛みが出る(後屈制限)ことが多いです。
- 脊髄性 — 脊柱管の狭窄による脊髄圧迫が原因。痙性麻痺を伴うことがあります。
- 動脈性(血管性) — 下肢の動脈硬化で筋肉への血流が減ることが原因。痛みが主体で、姿勢には関係なく症状が出ます。足背動脈の拍動が弱まることがあり、進行すると壊死を起こすこともある重い疾患です。
馬尾神経性・脊髄性では、腰を丸めた前屈位で脊柱管が広がり症状が和らぐため、「自転車には乗れるのに歩くとつらい」「カートを押すと楽になる」という方が少なくありません。動脈性は姿勢に関係しないため、鑑別の手がかりになります。診断は医療機関で行うものですので、当院の施術は診断の代替ではなく、つらさの緩和を目的としたものです。
Causes脊柱管だけでなく「周囲の筋肉」も大きく関わる
脊柱管狭窄症というと「脊柱管が狭くなって神経を圧迫する」という骨や靭帯側の話が中心になりがちですが、症状の強さには周囲の筋肉の状態も大きく関わっていると、当院の臨床から感じています。
- 靭帯・骨・椎間板の変化 — 骨棘の形成、椎間板の膨隆、後縦靭帯や黄色靭帯の肥厚などが脊柱管を狭めます。
- 筋肉の過緊張 — 痛みをかばい続けることで脊柱周辺の筋肉が硬くこわばり、それ自体が新たな痛みの原因になります。さらに硬くなった筋肉が脊柱管にかかる圧力を高め、症状を悪化させる悪循環を生みます。
- 末梢神経の絞扼(締め付け) — 脊柱管の中だけでなく、脊柱管から手足へ伸びる末梢神経が、途中で硬くなった筋肉に締め付けられて痛み・しびれを起こします。「脊柱管狭窄症の症状」だと思っていたものが、実は末梢神経の絞扼だった、というケースも少なくありません。
- 坐骨神経痛との合併 — 腰椎由来の神経症状と合併しやすく、鑑別が重要です。
MRI 等の画像や整形外科での評価が状態把握に重要です。画像所見をお持ちの方は、見せていただけると施術の方針を立てる参考になります。お持ちでない方でも施術は可能です。
Our Approach当院での施術アプローチ — エコー鍼灸
当院のエコー鍼灸は、エコー画面で筋肉・筋膜・神経・血管の位置を見ながら、痛みの原因と思われる場所に鍼の先を直接届かせる鍼灸です。医学的には「エコーガイド下鍼治療(超音波ガイド下鍼治療)」と呼ばれます。
エコーは観察するだけの装置ではなく、鍼を狙った場所に届かせるための道具として使います。鍼先と血管・神経の位置関係を画面で確認しながら進めるため、見えない場所を感覚だけで判断しないように努めています。脊柱管狭窄症では、脊柱管そのものに直接アプローチするのではなく、脊柱周囲で硬くなった筋肉や、末梢神経が絞扼されている場所を画面に映し、その場所へ必要な深さと角度で鍼を届かせます。
脊柱管狭窄症は、保存的加療(リハビリ、薬物療法、神経ブロックなど)や、状態によっては手術など、医療機関での治療が中心になる場合もあります。鍼灸はその選択肢のひとつとして、痛みの強い時期の生活の質を支える役割を担います。状態によっては医療機関の受診をおすすめすることがあります。
Director's View私の臨床上の考え方(高野論)
免許取得33年・開業28年のなかで私がたどり着いた考え方です。以下は医学的に確立された理論ではなく、私見です。
つらさは「狭窄由来」と「筋緊張由来」が重なっている
脊柱管狭窄症のつらさは、大きくふたつの層が重なっていると考えています。ひとつは、脊柱管が狭くなることで馬尾神経や脊髄が圧迫されることによるしびれや脱力感。もうひとつは、その痛みに耐えるために反射的に硬くなった筋肉から出る痛みと、その筋肉が末梢神経を締め付けることで生まれる神経痛です。
一般的にこのふたつは一緒に語られがちですが、当院では分けて捉えています。脊柱管の狭窄はそのままでも、後者の筋緊張由来の痛みが楽になることで、日常生活を普通に送れるところまで戻られる方が多くいらっしゃるからです。脱力感も、痛みが和らいで動きやすくなるにつれて筋力が戻り、結果的に改善されていく印象があります。
鍼灸で目指す「内圧の分散」と「外の絞扼の解除」
鍼灸で脊柱周辺の硬い筋肉をほぐすと、脊柱管にかかる無理な力が筋肉や椎間板に分散されます。すると、脊柱管内部の圧力が下がり、内側から脊柱を支えている後縦靭帯や黄色靭帯にかかる負荷も軽くなる方向に働きます。狭窄の直接の原因である靭帯の肥厚は、進行を緩やかにできる可能性があると感じています。
同時に、脊柱周辺の筋肉をほぐすことは、脊柱管の外を走る末梢神経の絞扼を解除することにもつながります。「脊柱管狭窄症による痛み・しびれ」だと思っていた症状が、実は脊柱管の外、つまり末梢神経の絞扼による痛み・しびれだった、というケースは少なくありません。脊柱管の内圧の分散と、脊柱管の外の神経絞扼の解除——この両面からアプローチできるところが鍼灸の強みだと感じています。
鍼灸が体に起こすこと
鍼を打つと、組織にごく小さな刺激が加わります。私の考えでは、この小さな刺激が次のような流れを引き出します。
- 自律神経の調整 — 副交感神経が働き、硬くなった筋肉の血行改善を促します。交感神経の緊張がゆるみ、痛みに耐えるための「リキみ」がほどけていきます。
- 免疫反応の活性化 — 鍼の刺激に対して、自律神経反射を介して免疫の働きが整います。慢性的な炎症の収束に役立つことを期待しています。
- 筋肉の正常化 — 病的に硬くなった筋肉を、柔らかく動かせる状態に近づけることを目指します。筋肉が柔らかくなり血行が回復すれば、神経への締め付けも軽くなっていきます。
Expected Outcomes当院の臨床で感じている経過の傾向
脊柱管狭窄症の症状ごとに、当院で感じている変化の傾向です。効果には個人差があり、すべての方に当てはまるわけではありません。
- 痛み — 比較的早い段階で変化を感じる方が多いです。脊柱管周辺の硬い筋肉がほぐれることで、生活のつらさが軽くなる印象があります。
- 間欠性跛行 — 根気強く施術を続けることで、歩ける距離が伸びる方が多い印象です。神経の血流や絞扼の緩和が関わっていると考えています(具体的な機序は研究途上です)。
- 脱力感 — 痛みが和らいで動きやすくなるのに伴って筋力が戻り、改善する傾向があります。
- しびれ — 鍼でアプローチすると、軽くなる方が多いです。神経の圧迫・絞扼が長期にわたっていても、楽になっていく方は少なくありません。一方、変化の出方には個人差があり、しびれが残る場合もあります。
※ 手術が必要なほど進行している場合は、改善が難しいことがもあります。神経の圧迫・絞扼が長期に続いている場合でも、しびれ・麻痺・脱力感が楽になっていく方はいます。一方、症状が残るケースもあり、経過には個人差があります。
For Whomこんな方に向いていることが多い
これまでの臨床で、当院の脊柱管狭窄症の施術がしっくり来やすかった方の傾向です。
- 保存的治療や民間療法(注射、痛み止め、電気、けん引、ストレッチ、整体、コルセットなど)で痛みが十分に楽にならなかった方
- 手術を勧められているが、ご都合により受けられない方・受けたくない方
- 手術後も慢性的な痛みやしびれが残っている方
- 最近、脊柱管狭窄症と診断され、保存療法の一環として鍼灸も検討したい方
上記は、ご相談いただく方のよくある背景です。初回では状態を確認し、無理のないペースで進め方を一緒に決めます。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
※経過には個人差があります。
Treatment Flow施術の流れ
問診・エコー確認・エコー画面を見ながらの鍼灸・施術後の説明の4段階で進めます。
- 問診票の記入・問診 — 歩いてどれくらいでつらくなるか、休むとどうか、姿勢で変わるか、画像検査の有無、日常生活への影響などをお聞きします。
- エコーでの確認 — 腰・臀部・下肢の筋肉や筋膜・末梢神経まわりの状態をエコー画像で確認します。押して痛む場所と画像で見える変化を照らし合わせます。
- エコー画面を見ながらの鍼灸 — 鍼先と血管・神経の位置関係を画面上で確認しながら、脊柱周辺の硬くこわばった筋肉や、末梢神経の絞扼ポイントに対して必要な深さと角度で鍼を進めます。刺激は一人ひとりに合わせて無段階に調整します。
- 施術後の説明 — 施術後の状態を確認し、日常生活での過ごし方・セルフケアをお伝えします。必要に応じて、私がまとめた院内向けの生活指導資料(病態の理解・生活上の注意点・運動の目安)をお渡しします。
脊柱管狭窄症の鍼灸では、施術後に一時的に痛みが強く感じられることがあります。これは経過のなかで起こり得るもので、不安な場合は次回の施術で刺激量を調整します。
3-Point Set脊柱管狭窄症を治すための3点セット
慢性化した脊柱管狭窄症を本当に良い方向に持っていくには、鍼灸の技術だけでは足りないと考えています。当院では次の3点を同時に満たすことを大切にしています。
- 鍼灸治療(エコー鍼灸を含む高度な鍼灸テクニック) — 当院では、マッサージや一般的な鍼では届きにくい筋肉・神経絞扼ポイントにも、刺入の深浅・針の太さや長さ・刺鍼の手技で患者さんごとに無段階に調整しながら鍼を届けます。必要に応じてエコー画面を見ながら進めます。深い=エコー、浅い=ブラインドではありません。
- なぜ脊柱管狭窄症になるのかの「真実の理解」 — 神経が圧迫されるとなぜ歩けなくなるのか、休むとなぜ和らぐのか、腰・臀部・下肢の筋肉や末梢神経で何が起きているのか。患者さんご自身が体の中で起きていることを理解できると、回復のスピードが変わります。
- 院長声明に書いた「生活上の注意点」を守ること — 治療と並行して、日常生活で気をつけるべきことを守っていただきます。
②と③は、免許取得33年・開業28年のなかでまとめた院長執筆の独自資料です。ご来院いただいた方に、施術後、受付で直接お渡しします(ネット非公開)。
※ 院長声明(生活指導書)は、長い臨床のなかで研究を重ねて完成した重要な資料です。ネット上に公開することはありません。
Important来院時に必ずお伝えする「治療成功のための重要な考え方」
鍼灸治療と同じくらい大切な、患者さんご自身に必ず理解していただきたい考え方があります。資料としてお渡しすることもできない、当院でしか伝えていない内容です。
これが分かっていないと、どれだけ良い鍼灸を受けても回復が安定しません。来院時に必ず時間を取り、患者さんおひとりおひとりの状態に合わせてお伝えしています。
「治療を受ければ良くなる」だけでなく、ご自身の体で何が起きているのか・どのように回復していくのかを理解した上で日々を過ごしていただくこと自体が、当院の治療の一部です。長く宮崎で鍼灸を続けてきたなかでたどり着いた、当院独自の考え方を、来院時に直接お伝えします。
Frequency通院頻度の目安
痛みが強い時期は密に、落ち着いてきたら徐々に間隔を広げていきます。
- 症状が強い時期 — ご無理のない範囲で、できるだけ間隔を詰めたほうが回復は早い傾向があります。県外から来院される方は、宮崎市内に宿泊して1泊2日・2泊3日で集中的に施術する方もいらっしゃいます。1日2回の施術を選ばれる方もいらっしゃいます。
- 症状が落ち着いてきた時期 — 施術間隔を徐々に広げていきます。
- 症状が改善した後 — 4日〜14日に1回程度の定期的な施術をおすすめしています。ご都合・ストレスのかからない範囲で構いません。
神経の圧迫・絞扼が長期にわたっていても、しびれや脱力感が楽になっていく方は少なくありません。一方、変化の出方には個人差があり、症状が残る場合もあります。
About Exercise筋トレ・運動・日常生活について
痛みがつらい時期に激しい筋力トレーニングを行うと、かえって悪化することがあります。
脊柱管狭窄症では、すでに脊柱周囲の筋肉や椎間板に負担が蓄積し、最後の砦である後縦靭帯・黄色靭帯にも無理がかかっている状態です。そこへ強い負荷の筋トレを重ねると、脊柱管にかかる圧力がさらに高まる方向に働き、症状を悪化させてしまうことがあると考えられます。
私の経験上、痛みが強い時期にストレッチや筋トレを無理に行って症状が悪化されたケースを数多く見てきました。「少しでも運動しないと筋力がますます衰える」と思って無理をされる方は多いのですが、痛みのある時の運動は、胃腸が悪いときにステーキを食べるようなものです。まずは鍼灸で痛みを楽にし、日常生活を普通に送れるようになることを優先するほうが、結果的に近道です。
痛みが取れてくれば、特別な筋トレをしなくても筋力は自然と戻ってきます。地球には重力があるので、健康な状態で生活しているだけで筋肉は使われ続けるからです。地上に帰還した直後の宇宙飛行士が歩くのにも難儀する姿を見れば、重力の負荷がいかに筋肉を保ってくれているかが分かります。
運動の再開は医療機関の指導を優先してください。排尿・排便・麻痺などの神経症状がある場合は、先に医療機関へお願いします。
Movies関連する動画
当院のエコー鍼灸の考え方をイメージしていただくための参考動画です。診断ではなく、施術の考え方の一般的な解説です。
掲載動画はいずれも当サイトの動画ページと同じものです。再生は YouTube に接続します。
Case Reports関連する症例報告
当院で施術を受けられた患者さんの症例報告です
(個人の経過であり、効果には個人差があります)。
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腰部脊柱管狭窄症の鍼灸症例報告 No.2045(60代男性)
左腰から左股関節・左大腿前面の疼痛、体勢により激痛が走るケース。
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脊柱管狭窄症(手術後)の鍼灸症例報告 No.2242(80代男性)
手術後に残った両足先のしびれ・痛み・冷えに対して、エコー神経パルス鍼で経過を追ったケース。
※ 症例は患者さんの個別の経過であり、同じ施術がすべての方に同等の結果をもたらすことを保証するものではありません。
When to See a Doctorこんなときは、先に医療機関へ
以下のような症状がある場合は、鍼灸の前にまず医療機関(整形外科・脳神経外科など)の受診をおすすめします。
すぐに医療機関へ相談してください
- 排尿・排便に異常がある(出にくい、失禁する)— 馬尾症候群の可能性
- 会陰部(股間)のしびれ・感覚低下
- 足の力が入らない、麻痺が急に強くなった
- 発熱を伴う
- 安静にしても痛みやしびれが増す一方
- 転倒・交通事故などのあとに症状が悪化した
- 体重減少や夜間に強い痛みが続く
- 足の冷感・色調変化が強い、足背動脈の拍動が弱い(動脈性間欠性跛行の可能性)
これらは神経の重大な障害や、鍼灸以外の対応が必要な疾患のサインの可能性があります。
迷ったときはまず医療機関へご相談ください。当院では次のように対応します。
- 医師の診断で問題がなければ、鍼灸で進められます
- 当院に直接来ていただいた場合も、問題がなければそのまま進めます
- 医療機関への紹介や受診をすすめる場合でも、鍼灸を同時に進められることが多いです
- 鍼灸での対応が難しい場合は、明確にお伝えします
- 治療中に別の症状に気づいた場合も、受診を強くおすすめします
FAQ脊柱管狭窄症と鍼灸に関するよくある質問
- 脊柱管狭窄症に鍼灸は効きますか?
- 33年の臨床経験では、特に痛みの緩和に手応えを感じています。脊柱管の狭窄そのものは変わらなくても、狭窄をかばい続けて硬くなった周囲の筋肉のこわばりをほぐすことで、痛みが楽になり日常生活を普通に送れるようになった方が多くいらっしゃいます。効果には個人差があり、手術が必要なほど進行している場合は難しいこともあります。
- 間欠性跛行は鍼灸で改善しますか?
- 間欠性跛行(歩くとつらく、休むと楽になる症状)は、根気強く施術を続けるうちに改善する方が多い印象です。神経への締め付けを生んでいる筋肉のこわばりや、神経まわりの血流改善を促すアプローチを行います。学術論文ベースでの解説は 『間欠性跛行の医学的根拠ある鍼灸』 のページにまとめています。手術が必要なほど進んでいる場合は難しいことがあります。
- 脊柱管狭窄症で手術しない治療法はありますか?
- 保存的加療(リハビリ、薬物療法、神経ブロックなど)と、鍼灸は手術以外の選択肢のひとつです。当院ではエコー画面で見ながら、脊柱周囲の硬くなった筋肉や筋膜に鍼の先を直接届かせるエコー鍼灸を行っています。手術を勧められているが受けたくない方、手術後に痛みが残っている方も来院されています。排尿・排便障害や強い麻痺がある場合は、先に医療機関を受診してください。
- 間欠性跛行なのに自転車には乗れます。なぜですか?
- 自転車をこぐ姿勢は腰が前屈位になり、脊柱管が広がる方向に動くため症状が出にくくなります。逆に歩行時は腰が伸びるため脊柱管が狭まりやすく、痛みやしびれが出ます。これが馬尾神経性・脊髄性の間欠性跛行の特徴です。動脈硬化が原因の血管性間欠性跛行では姿勢に関係なく症状が出るため、鑑別の参考になります。
- 脊柱管狭窄症の鍼灸は何回くらい通いますか?
- 個人差が大きいため一概には言えませんが、症状が強い時期はできるだけ間隔を詰めたほうが回復は早い傾向があります。県外から来院される方は、宮崎市内に宿泊して1泊2日・2泊3日で集中的に施術する方もいらっしゃいます。痛みが落ち着いた後は4日〜14日に1回程度の定期的な施術をおすすめしています。
- 脊柱管狭窄症のしびれは鍼灸で取れますか?
- しびれに鍼でアプローチすると、軽くなる・楽になる方が多いです。神経の圧迫・絞扼が長期にわたっていても、改善していく方は少なくありません。一方、変化の出方には個人差があり、しびれが残る場合もあります。まずはエコーで状態を確認し、どの程度の変化が見込めそうかをお伝えします。
- 脊柱管狭窄症のとき筋トレや運動はしてもいいですか?
- 私の経験上、痛みが強い時期に激しい筋力トレーニングを行うとかえって悪化することがあります。脊柱管狭窄症がある方は、すでに脊柱周囲の筋肉や椎間板に負担が蓄積しており、そこへ筋トレを重ねると脊柱管にかかる圧力がさらに高まる方向に働くため、症状を悪化させてしまうことがあると考えられます。まずは鍼灸で痛みを楽にし、日常生活を普通に送れるようになることを優先するほうが結果的に近道です。運動の再開は医療機関の指導を優先してください。
- 宮崎市でエコーを使った脊柱管狭窄症の鍼灸を受けられますか?
- はい。高野鍼灸リラクセーション(宮崎市大塚台)では、エコー画面で見ながら、脊柱周囲の硬くなった筋肉や絞扼ポイントに鍼の先を直接届かせるエコー鍼灸を行っています。医学的には「エコーガイド下鍼治療」と呼ばれます。24時間ネット予約に対応しています。
Booking脊柱管狭窄症の方 — コース・料金・予約の目安
このページだけで「受けられる・だいたいいくら・どう予約する」が分かるようにまとめました。コースに迷う場合は、当日のカウンセリングで一緒に決めます。
1. 向いているコース
間欠性跛行や腰下肢のしびれ・痛みは、当院では次の2コースのどちらかをおすすめする方が多いです。
- しっかりエコー鍼灸スタンダード — 狭窄に伴ういちばんつらい1症状(腰・下肢の痛みなど)にエコーで鍼の先を直接届かせるコース。
- しっかりエコー鍼灸 ハイブリッド(HG) — 全身のしっかり鍼灸に、1症状のエコーを組み合わせるコース。腰・下肢以外の不調も一緒に整えたい方に。
2. 料金目安(1回あたり・税込)
| コース | 一般 | 会員(半額) |
|---|---|---|
| しっかりエコー鍼灸 スタンダード | 11,000円 | 5,500円〜 |
| HG ハイブリッド | 16,500円 | 8,250円〜 |
※初回は別途 初検料(ネット予約 1,100円/電話予約 2,200円)。宮崎市国保は会員価格からさらに −1,200円、後期高齢者は −1,000円が引かれます。会員制度・助成・支払い方法の詳細は 料金表 へ。
※コース・回数・料金は症状や当日の状態により変わります。個人差があり、効果を保証するものではありません。
3. 初診の取り方(コース選びで迷わなくて大丈夫)
初診の方は、コース選びで迷う必要はありません。ネットなら 「はじめて」、電話なら 0985-48-3102 です。受けるコースは、来院後のカウンセリングで状態を確認したうえで、一緒に決めます。
- ネット予約は、「はじめて」 ボタンから空いている時間をお取りください(コース名の選択は不要です)。
- 途中の患者登録で、「一番つらい症状」 を書く欄があります(必須)。例:「脊柱管狭窄症」
- 予約を確定する画面の 「一言」 欄(任意)に、伝えておきたいことがあればどうぞ。
- お電話の場合は、「初めて来院します、脊柱管狭窄症で」とお伝えください。
4. ご予約
もっと詳しく見たい方は: コースの比較 / 料金表(全コース・会員・助成) / 初めての方・来院の流れ
脊柱管狭窄症・間欠性跛行でお悩みの方、まずはお気軽にご相談ください