🧭 難経六十九難とは?
『難経』は中国最古の鍼灸古典の一つであり、中でも第六十九難は、脈の虚実を見極め、五臓のバランスを調整するための「補瀉(ほしゃ)」の原則を述べた重要な条文です。
これは単なる“気の流れ”の話ではなく、体質・体力・内臓の弱りを「脈の動き」から把握し、適切な経絡と経穴を選び治療するという、高度で繊細な技術です。
🔬 高野鍼灸リラクセーションの伝統鍼灸
当院では、実際に脈に触れ、虚実(強弱)などの状態を見極めながら、東洋医学的な診察に基づいて施術を行っています。
「補法」とは、弱っている臓腑を補う鍼の打ち方であり、特に次のような方に適しています。
- 慢性的な疲れ・冷え・虚弱体質
- 不安や不眠など、自律神経の乱れ
- 病院で「異常なし」と言われたが不調が続く方
鍼の本数は少なく、身体の深層にやさしく働きかけるため、心地よさと安心感のある治療として、多くの方に支持されています。
🪷 鍼灸に「即効性」だけを求めない方へ
難経六十九難に基づく伝統鍼灸は、「今の症状だけでなく、その根本にある体質改善」を目的としています。
西洋医学が不得意とする“なんとなく不調”に対して、脈・舌などの全体像から読み取り、静かに、しかし確実に変化をもたらします。
ぜひ一度、東洋の叡智に基づく鍼灸を体験してみてください。